7.1.1 環境設定ユティリティの操作
環境設定ユティリティでは,環境設定情報の新規作成,変更,コピー,削除が行えます。
(1) 環境設定ユティリティの起動方法
環境設定ユティリティの起動手順を次に示します。
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Windowsのスタートメニューから,[プログラム]を選択します。
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[PDE for Open]−[環境設定ユティリティ]を選択します。
[環境設定ユティリティ]画面が表示されます。なお,Windows Vista以降で起動した場合は,プログラムの続行を確認する画面が表示されますので,[続行]ボタンをクリックして起動してください。
(2) [環境設定ユティリティ]画面
[環境設定ユティリティ]画面について説明します。
- PDE - Print Control Extensionをインストールしていない場合
- PDE - Print Control Extensionをインストールしている場合
[環境設定ユティリティ]画面で設定できる項目を次に示します。
(a) 環境設定情報一覧
作成済みの環境設定情報名が,設定した出力クラス名,ジョブ名などの対象ジョブ条件とともに表示されます。
運用時には,表示順に適用条件を検索するので,必要に応じて[↑][↓]ボタンで表示順序を入れ替えます。
- デフォルト値
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デフォルト値はありません。
(b) [新規作成]ボタン
新しく環境設定情報を作成する場合に選択します。クリックすると[新規作成]画面が表示されます。
(c) [変更]ボタン
作成済みの環境設定情報を変更する場合に選択します。クリックすると環境設定ユティリティの詳細設定が表示されます。
(d) [コピー]ボタン
作成済みの環境設定情報を基に,新しく環境設定情報を作成する場合に選択します。クリックすると[コピー作成]画面が表示されます。
(e) [削除]ボタン
作成済みの環境設定情報を削除する場合に,削除する環境設定情報を選択してからクリックします。クリックすると,選択した環境設定情報が削除されます。
(f) [共通設定]ボタン
対象ジョブ条件に使用する条件項目など,全環境設定情報で共通の設定を変更する場合に選択します。クリックすると[共通設定]画面が表示されます。
(g) [終了]ボタン
環境設定ユティリティを終了する場合に選択します。
(h) [拡張監視サービス用設定]
PDE - Print Control Extensionをインストールしている場合にだけ表示されます。また,このとき現在編集中の環境設定ファイル名が環境設定ユティリティのタイトルバー上に表示されます。
なお,別名保存した環境設定ファイルは,PDE - Print Control Extension 02-02以降の拡張監視サービス環境設定で拡張監視サービスごとに指定することができます。詳細は,PDE - Print Control Extensionの取扱説明書を参照してください。
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[別名保存]ボタン
環境設定ファイルを任意のファイル名称で保存する場合に選択します。クリックすると[別名保存]画面が表示され,任意のファイル名称で環境設定ファイルを保存できるようになります。なお,別名保存後の画面上での変更内容は,別名保存された環境設定ファイルに記録されます。
保存先やファイル名は次の入力規則に従ってください。
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「PDE for Openインストールフォルダ\BIN」直下に保存してください。
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ファイル名の先頭は「MsConv_」を指定してください。
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ファイル名の先頭の「MsConv_」および拡張子を除いた部分が最大32バイト以内にしてください。
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[ファイルを開く]ボタン
任意の場所の環境設定ファイルを開く場合に選択します。クリックすると[ファイルを開く]画面が表示され,任意の場所に保存されたファイル名の先頭が「MsConv」で始まる環境設定ファイルを開くことができます。なお,環境設定ファイルを開いた後の画面上での変更内容は,開いた環境設定ファイルに記録されます。
- 重要
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環境設定ユティリティの[共通設定]−[稼働ログ設定]の設定内容は,環境設定ファイルには保存されていません。このため,この機能を利用して環境設定ファイルを切り替えた場合でも,[稼働ログ設定]はシステム内で最後に設定したときの状態が表示されます。