SEWB+/RECORD DEFINER ユーザーズガイド

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1.2 開発の流れ

SEWB+/RECORD DEFINERで作成したレコード定義は,SEWB+/CONSTRUCTIONでソースプログラムを生成するときに利用されます。

SEWB+/CONSTRUCTIONを使用してサーバアプリケーションを作成するときの開発の流れ,SEWB+/RECORD DEFINERの位置づけ,およびデータの流れについて,図1-4に示します。

図1-4 開発の流れ

[図データ]

[図データ]

  1. SEWB+/REPOSITORY
    システム分析やDB設計などの上流工程で抽出された,システム開発に必要な資源は,リポジトリで管理されています。
    開発に必要な資源のうち,SEWB+/CONSTRUCTIONで利用する主なものを次に示します。
    • テンプレート・部品(ドキュメント)
    • 辞書(データ項目,業務ルール)
    • 各種仕様書(ドキュメント)
  2. SEWB+/RECORD DEFINER
    データ定義で利用するレコード定義を作成します。また,クライアント側のインタフェーステーブル用にレコードソースを生成することもできます。
  3. データ定義設計支援
    データ定義を使用して,SEWB+/CONSTRUCTIONでのアプリケーション作成に使用するファイルやDBを設計します。ファイルやDBの設計には,辞書のレコード定義(最上位結合項目)やSEWB+/RECORD DEFINERで作成したレコード定義を利用します。
  4. プログラム開発支援
    プログラム定義でテンプレートを選び,必要な項目や業務ルールを定義します。また,必要に応じて,アプリケーション固有の処理のコーディング(ユーザ追加処理)を追加してプログラムを定義します。定義終了後,ソースプログラムを生成します。