SEWB+/CONSTRUCTION アプリケーション開発ガイド

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付録A.1 SEWB+/CONSTRUCTIONの環境設定

SEWB+/CONSTRUCTIONの環境設定を,次に示します。環境情報を設定したり更新したりする場合は,環境設定ダイアログを利用してください。

表A-1 SEWB+/CONSTRUCTIONの環境設定

ダイアログ中での表示名 設定内容 該当個所 省略時の値
エディタの指定 ユーザ処理でのUOC編集時や編成のリフォーム使用時,または生成時に,ソースプログラムを表示させるエディタ。 プログラム定義 notepad.exe
インデントサイズ ソースプログラム生成時のインデンテーションの長さ。0~8の範囲で指定する。
(COBOLだけ有効)
ソースプログラム生成
レコードソース生成
2
COBOLソース正書法1 ソースプログラム生成およびレコードソース生成時のソース形式。
(固定形式/フリー形式/ホスト向け固定形式)
(COBOLだけ有効)
ソースプログラム生成
レコードソース生成
固定形式
データ定義およびレコード定義で辞書の自動再入力をしない レコード定義がチェックインされている場合に,レコード定義ファイルを参照するデータ定義やプログラム定義が,レコード定義ファイルに辞書の変更内容が反映されたように動作するかどうかの設定。
また,データ定義がチェックインされている場合に,データ定義ファイルを参照するプログラム定義が,データ定義ファイルに辞書変更内容が反映されたように動作するかどうかの設定。
データ定義
レコード定義
データ定義およびレコード定義で辞書の自動再入力をする
テンプレートファイルパス プログラム定義で利用するテンプレートファイルを検索するパス。複数のパスを指定できる。 プログラム定義 カレントパス
データ定義ファイルパス プログラム定義で利用するデータ定義ファイルを検索するパス。複数のパスを指定できる。 プログラム定義 カレントパス
論理設計図ファイルパス プログラム定義で利用する論理設計図ファイルを検索するパス。複数のパスを指定できる。 プログラム定義 カレントパス
部品ファイルパス ソースプログラム生成時に,部品を検索するパス。複数のパスを指定できる。 ソースプログラム生成 カレントパス
XMLファイルパス プログラム定義で利用するXMLファイルを検索するパス。複数のパスを指定できる。 プログラム定義 カレントパス
マップ定義ファイルパス プログラム定義で利用するマップ定義ファイルの検索パス。複数のパスを指定できる。 プログラム定義 カレントパス
レコード定義ファイルパス データ定義で利用するレコード定義ファイルの検索パス。複数のパスを指定できる。
SEWB+/RECORD DEFINERのインストールの有無に関係なく指定できる。
データ定義 カレントパス
PIC句生成開始位置2 PICTURE句,OCCURS句およびVALUE句の開始位置。COBOLソース正書法がフリー形式の場合は1~60,固定形式またはホスト向け固定形式の場合は8~60の範囲で指定できる。 ソースプログラム生成
レコードソース生成
41
すべての業務ルールを無条件に展開 業務ルール展開設定を無条件に展開しない(ユーザが選択する)か,無条件に展開する(全選択にする)かの設定。 プログラム定義 無条件に展開しない
ソースプログラムを自動清書しない3 プログラム定義からソースプログラムを生成するときに清書するか,清書しないかの設定。
(COBOLだけ有効)
ソースプログラム生成
レコードソース生成
自動清書する
ユーザ追加処理をそのまま生成する4 ソースプログラム生成時にユーザ追加処理を指定されたとおりにそのまま生成するか,展開文と同じように扱って生成するかの設定。
(COBOLだけ有効)
ソースプログラム生成 ユーザ追加処理を展開文と同じように扱って生成する。
一連番号の付加 ソースプログラム生成およびレコードソース生成時に,一連番号を付加するかどうかの設定。
(COBOLだけ有効)
ソースプログラム生成
レコードソース生成
付加しない
初期値 一連番号を付加する場合の初期値。1~999999の範囲で指定する。「一連番号の付加」をチェックしていない場合は,不活性になる。
(COBOLだけ有効)
ソースプログラム生成 100
増分値 一連番号を付加する場合の増分値。1~999999の範囲で指定する。「一連番号の付加」をチェックしていない場合は,不活性になる。
(COBOLだけ有効)
ソースプログラム生成 100
開始コメント5 ユーザ追加処理のリバースで,ソースプログラムからユーザ追加処理を検索するときに使用するユーザ追加処理の開始コメントを指定する。 ユーザ追加処理のリバース なし
終了コメント5 ユーザ追加処理のリバースで,ソースプログラムからユーザ追加処理を検索するときに使用するユーザ追加処理の終了コメントを指定する。 ユーザ追加処理のリバース なし
プログラム定義ファイルの新規格納形式 プログラム定義でファイルを保存する場合に,バイナリ形式(*.csp)にするかXML形式(*.csq)にするかを指定する。 プログラム定義 バイナリ形式(*.csp)
データ定義ファイルの新規格納形式 データ定義でファイルを保存する場合に,バイナリ形式(*.csd)にするかXML形式(*.cse)にするかを指定する。 データ定義 バイナリ形式(*.csd)

注※1
固定形式またはホスト向け固定形式でソースプログラムを生成する場合は,COBOL言語の固定形式またはホスト向け固定形式の規則に従ってユーザ追加処理を編集してください。
ホスト向け固定形式では,2バイトコードがある場合,機能キャラクタ占有領域が考慮されます。また,項目名が30バイト(機能キャラクタ占有領域を含めて)を超えた場合,31バイト以降は切り捨てられます。

注※2
データ項目名が,指定されたPICTURE句の生成開始位置を超えている場合,PICTURE句生成開始位置の指定は無視されます。PICTURE句は,データ項目名から1文字分のスペースを開けて生成されます。
また,データ項目名とPICTURE句が同行に入らない場合は,PICTURE句は改行されて生成されます。そのときの生成位置は,次の行のレベル番号と同じ位置です。なお,OCCURS句,VALUE句の場合も同様です。

注※3
「ソースプログラムを自動清書しない」の設定に関係なく,「PIC句生成開始位置」および「インデントサイズ」はデータ定義のレコード生成時(プログラム定義の@@expand文の展開を含む)に有効です。

注※4
COBOL正書法では,B領域を超える部分はコメントとして扱われます。しかし,展開文に可変記号を使用する場合,生成したソースがB領域を超えないようなテンプレートや部品を作成するのは困難です。このため,SEWB+/CONSTRUCTIONでは,生成ソースがB領域を超える場合,複数行に分割してCOBOLソースを生成しています。
「ユーザ追加処理をそのまま生成する」オプションは,ユーザ追加処理をほかのテンプレートや部品から生成されるソースだけB領域を超えないよう分割し,ユーザ追加処理は指定されたまま生成する機能です。

注※5
@@lang文にUOC_BEGIN/UOC_ENDが指定されている場合は無効になります。