SEWB+/CONSTRUCTION アプリケーション開発ガイド

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7.6.3 部品の呼び出し

<この項の構成>
(1) 部品の呼び出し方法
(2) 部品ファイルの検索方法

(1) 部品の呼び出し方法

部品はテンプレート,業務ルールのルールスクリプトまたは部品中から呼び出せます。

形 式
@@<部品ファイル名>プロシジャ名([引数1[,引数2…]])

規 則
  • 部品ファイル名には,パスの指定もできる。
  • プロシジャ名は,「7.6.1(3)(a) プロシジャ名」の規則に従う。
  • 部品を使用する場合は,必ず環境設定で部品の検索パスを指定しておかなければならない。
  • 引数には,可変記号を指定する。
  • 引数の数は,部品の呼び出しと部品の定義で一致しなければならない。
  • 引数の可変記号には配列を指定できる。部分参照は指定できない。
  • 部品はネストして呼び出すことができる。また,リカーシブルに自分自身を呼び出すこともできる。
  • 同じ部品ファィル中の部品(プロシジャ名)を呼び出す場合,部品ファイル名を省略できる。

(2) 部品ファイルの検索方法

テンプレート,業務ルールのルールスクリプトまたは部品中に指定された部品ファイルは「環境設定」で指定された検索パスに従って検索されます。

同一名称の部品(部品ファイル,プロシジャ名)が存在する場合は,検索パス中で先に見つかったものが呼び出されます。

部品の検索をネットワークドライブのディレクトリパスや,ローカルファイルのディレクトリパスに設定することができます。

部品を検索するパスを指定する方法として以下の3種類があります。

  1. SEWB+/REPOSITORYから常に参照する(部品の開発が完了している)場合
    リポジトリのネットワークドライブ名を指定します。
  2. リポジトリまたはプログラム開発中のディレクトリから参照する(部品の開発が並行して進んでいる)場合
    リポジトリのネットワークドライブ名とカレント(プログラム定義やテンプレート)のディレクトリ名を指定します。
  3. 開発中のディレクトリを参照する(開発の初期段階の)場合
    カレント(プログラム定義やテンプレート)のディレクトリ名だけを指定します。

パスについては,「付録A 環境設定」を参照してください。
[図データ]