SEWB+/CONSTRUCTION アプリケーション開発ガイド
- 形 式
- 論理関数
- 項 比較演算子 項
- 注
- 「論理関数」「項 比較演算子 項」のどちらかの形式で指定します。
- 機 能
- 比較条件式を挟む左側と右側の項の大小関係を比較し,成立または不成立を示します。
- 規 則
- 論理関数には@@definedを指定できる。
- 項には次の3種類を指定できる。
算術式,可変記号,文字定数
- 比較演算子が文字列用のときは,文字コードや漢字コードの大小で比較される。
- 比較演算子が文字列用のとき,両側の文字数が異なるときは,左から順に1文字ずつ比較される。
- 使用例
- HITACとHITACHIを比較したとき
- HITAC
- HITACHI
- 左からH,I,T,A,Cの順に比較されます。このとき,Cの次の文字でヌル値と「H」が比較され,各文字コードの大小で比較条件が決まる。
- 形 式
- [!] 条件式
- 条件式 || 条件式
- 条件式 && 条件式
- 注
- 「[!] 条件式」「条件式 || 条件式」「条件式 && 条件式」のどれかの形式で指定します。
- 機 能
- 処理の選択条件を示します。
- 規 則
- 項には次の4種類を指定できる。
算術式,可変記号,数値定数,文字定数
- 条件式には,論理関数が指定できる。
- 一つの式の中に論理演算子が複数ある場合の判定の優先順位は次のとおりである。
判定の優先順位 |
論理演算子 |
1 |
括弧内の条件 |
2 |
! |
3 |
&& |
4 |
|| |
- 条件が複数ある場合,条件を判定する順番は次の規則に従う。
- 括弧が多重の場合
- 条件はいちばん内側の括弧の中から,外側の括弧に向かって順番に判定される。
- 比較条件がある場合
- 条件は次の表の順番で判定される。
判定の優先順位 |
条 件 |
1 |
比較条件の中の算術式 |
2 |
比較演算子 |
3 |
論理演算子 |
- 使用例
(@A == 1) && (@B >= 100)
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