SEWB+/CONSTRUCTION アプリケーション開発ガイド

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7.3.1 算術式

形 式
正負記号  項
項 算術演算子 項
「正負記号  項」「項 算術演算子 項」のどちらかの形式で指定します。

機 能
四則演算をします。

規 則
  • 項には,次の4種類が指定できる。
    算術式,可変記号,数字定数,数値関数
    (数値関数には@@count,@@reclen,@@length,@@lengthbの4種類がある)
  • 可変記号の値は,数字でなければならない。
  • 可変記号には部分参照は指定できない。
  • 可変記号が配列を持っている場合,添字を指定する。
  • 算術演算の精度は整数9けたである。
  • 一つの式の中に複数の算術演算子があるときは,表に示す順番で演算する。ただし,一つの算術式の中に優先順位の同じ算術演算子が複数あるときは,左の演算子から順に演算する。
    優先順位 算術演算子
    1 ( )内の算術式
    2 算術演算子の「*」および「/」
    3 算術演算子の「+」および「-」

使用例
+10
100 + 10
100 + -10
@A * @B
@B + 10
(@a+@B)  /  (@C+@D)
@A+@@reclen(@B)
算術式の評価中に可変記号の値が数値でないものがある場合は,エラーになる。
@@set @A ="A"
@@set @B =@A + 1   …@Aの値は0~9以外のためエラーに
                     なる。