SEWB+/CONSTRUCTION アプリケーション開発ガイド
テンプレートの内容が,SEWB+/CONSTRUCTIONのそれぞれの定義に,どのように影響するかを示します。
TPモニタを利用するC/SシステムのAPを作成する場合に定義する情報,およびそれぞれの関係について説明します。
TPモニタを利用するC/SシステムのAPを作成する場合には,次の定義が必要です。
テンプレートの内容が,データ定義,マップ定義およびプログラム定義にどのように影響するかを図5-2に示します。
図5-2 テンプレートと,データ定義,マップ定義,プログラム定義の関係
CORBAのオブジェクトを作成する場合に定義する情報,およびそれぞれの関係について説明します。
CORBAのオブジェクトを作成する場合には,次の定義が必要です。
テンプレートの内容が,データ定義,プログラム定義およびSEWB+/CS-DESIGNで定義した論理設計図にどのように影響するかを,図5-3に示します。
図5-3 テンプレートとデータ定義,プログラム定義,論理設計図の関係
データ定義では,APで使用するファイルやDB,およびメッセージなどを定義します。データ定義でレコードを使用する場合は,SEWB+/REPOSITORYで定義された最上位結合項目,またはSEWB+/RECORD DEFINERで定義されたレコード定義ファイルを参照して使用します。
また,TPモニタを利用する場合と利用しない場合とで,APで使用できるデータ定義種別が決まります。詳細は,「2. データ定義」を参照してください。
データ定義での定義情報は,プログラム定義時にテンプレートからの要求に応じて,プログラム定義の入出力項目の定義またはパラメタの定義をする画面に表示されます。
テンプレートに@@rule文がある場合は,データ定義で定義されたデータ項目と関連のある業務ルールおよび同一項目用業務ルールが,SEWB+/REPOSITORYから抽出されてプログラム定義のユーザ処理を設定する画面に表示されます。業務ルールの詳細および同一項目用業務ルールの詳細は,マニュアル「SEWB+/REPOSITORY 辞書設計ガイド」を参照してください。
SEWB+/CS-DESIGNで作成した論理設計図を使って,CORBAのオブジェクトの実装プログラムを作成する場合,テンプレートにはオブジェクト情報を取得するための@@interface文を書きます。オブジェクト作成時には,@@interface文が書かれているテンプレートを選びます。プログラム定義では,使用する論理設計図ファイルを選び,さらにその中からソース生成の対象となるオブジェクトを指定して,ソースプログラムを生成します。
プログラム定義ではテンプレートとデータ定義の情報を取り込み,プログラム生成に必要な情報を設定します。そのため,プログラム定義では次のような作業が必要になります。
WorkCoordinator Definerで作成したビジネスプロセス定義ファイル(XMLファイル)を使用してソースプログラムを生成する場合,テンプレートには,入力パラメタとなるビジネスプロセス定義ファイル(XMLファイル)を取り込むための@@interface文を記述します。プログラム定義では,ビジネスプロセス定義ファイル(XMLファイル)を基に,ソースプログラムに取り込む部分の項目を選択して,ソースプログラムを生成します。
XMAP3のドロー機能で作成した画面・帳票のレイアウト定義(マップ定義ファイル)を使用してソースプログラムを生成する場合,テンプレートには,定義情報を取得するための@@interface文を記述します。プログラム定義では,使用するマップ定義ファイルを選び,ソースプログラムを生成します。
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