SEWB+/CONSTRUCTION アプリケーション開発ガイド

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5.1.1 C/SシステムのAP作成に必要なテンプレート

SEWB+/CONSTRUCTIONでC/SシステムのAPを作成するためには,どのような内容のテンプレートが必要になるのかを示します。

<この項の構成>
(1) サーバ側およびクライアント側のAPを作成するためのテンプレート

(1) サーバ側およびクライアント側のAPを作成するためのテンプレート

サーバ側およびクライアント側のAPで,SEWB+/CONSTRUCTIONで作成することをお勧めしているAPと,それらのAP作成に必要なテンプレート中の記述を表5-1に示します。

表5-1 作成するAPと必要なテンプレート記述例

SEWB+/CONSTRUCTIONで作成することをお勧めするAP テンプレート中に必要な記述
サーバ側のAP 処理AP DBアクセス,ファイルアクセスなどの制御処理1,※2
クライアント側からサーバ側にアクセスするためのインタフェーステーブル メッセージ送受信の場合の制御処理
SPP(サービス提供プログラム)としての処理2
DBやファイルの利用宣言2,※3
メッセージなどのインタフェースの利用宣言2,※3
CORBAオブジェクト,オペレーションの宣言
クライアント側のAP ODBCインタフェース,またはDBアクセス機能を利用して作成するクライアント側のAP DBアクセス,ファイルアクセスなどの制御処理1
サーバ側にアクセスするAP(クライアント側のサーバアクセス用のAPをユーザが作成する) サーバアクセスの処理
RPC(RPCの場合)2
メッセージ送受信の場合は,SEND/RECEIVEの発行
SUP(サービス利用プログラム),CUP(クライアントユーザプログラム)としての処理DBやファイルの利用宣言2,※3
メッセージなどのインタフェースの利用宣言2,※3
GUIにXMAP3を利用して作成するクライアントAP 画面入力データの取得処理

注※1
DBにアクセスする処理を部品として作成しておくと,複数のAP間で共用できます。

注※2
サンプルプログラム中に書かれています。

注※3
テンプレートの宣言部に書きます。