ソートマージ
環境ファイルに指定できる項目を次の表に示します。
表15-1 Exsortconf.iniファイルに設定できる項目
項番 | 項目 | 意味 |
---|---|---|
1 | EXS_LOGPATH | exsortコマンドのログファイル「ExSORT.log」の出力先ディレクトリ名を指定します。ログファイルについては,「19.1.3 ログファイル」を参照してください。 |
2 | EXS_ALTSEQPATH | altseq変換ファイル「exsort_altseq.txtファイル(64ビット版は「exsort64_altseq.txtファイル」)」が格納されているディレクトリ名を指定します。altseq変換ファイルについては「5.15 -altseqパラメタ」,または「付録G altseq変換ファイル(SORT EEの機能)」を参照してください。 |
3 | EXS_COMPLETE_MSGOPT | 完了メッセージオプションを指定します。完了メッセージオプションについては「19.1.4 完了メッセージオプション」を参照してください。 |
4 | EXS_RECSEPA | 入力レコードの改行文字を指定します。テキストファイルまたはCSVファイルを指定した場合だけ有効です。 |
5 | EXS_CELLSEPA | 入力レコードのセルのデリミタ(区切り文字)を指定します。CSVファイルを指定した場合だけ有効です。 |
6 | EXS_QUOTTYPE | セルの引用符文字を指定します。CSVファイルを指定した場合だけ有効です。 |
7 | EXS_CURRENCY | 固定小数点の数値データに付ける通貨記号として,任意の1文字を指定します。CSVファイルを指定した場合だけ有効です。 |
8 | EXS_ROUND | 固定小数点の数値データの小数部の丸め方式を指定します。CSVファイルを指定した場合だけ有効です。 |
9 | EXS_NULLSEQ | ナル文字列が含まれる入力レコードを,先頭または末尾に配置するオプションを指定します。CSVファイルを指定した場合だけ有効です。 |
10 | EXS_OUTRECSEPA | 出力レコードの改行文字を指定します。テキストファイルまたはCSVファイルを指定した場合だけ有効です。 |
11 | EXS_PADDING | 出力レコード長をそろえるためのパディング文字を指定します。 |
12 | EXS_OUTCELLSEPA | 出力レコードのセルのデリミタ(区切り文字)を指定します。CSVファイルを指定した場合だけ有効です。 |
13 | EXS_EXSORTDMP_OPT | exsortrepo.logファイルに出力するレポートログに関するオプションです。レポートログのオプションについては,「19.1.3 ログファイル」を参照してください。 |
14 | EXS_KEYNUMMAX | -keyパラメタに指定できるキーの最大個数と,合計長の倍数を指定します。 |
15 | EXS_SUMNUMMAX | -sumパラメタに指定できる集約項目の最大個数と,合計長の倍数を指定します。 |
16 | EXS_SELNUMMAX | includeとomitオペランドに指定できる選択条件式の最大個数と,比較項目の合計長の倍数を指定します。 |
17 | EXS_CSVKEYNUMMAX | -csvkeyパラメタに指定できるCSVキーの最大個数と,合計長の倍数を指定します。 |
18 | EXS_CSVSUMNUMMAX | -csvsumパラメタに指定できるCSV集約項目の最大個数と,合計長の倍数を指定します。 |
19 | EXS_CSVSELNUMMAX | csvincludeとcsvomitオペランドに指定できるCSV選択条件式の最大個数と,比較項目の合計長の倍数を指定します。 |
20 | EXS_REPOLOG_FILESIZE | exsortコマンドのレポートログファイル「exsortrepo.log」のファイルサイズをMB単位で指定します。レポートログファイルについては,「19.1.3 ログファイル」を参照してください。 |
21 | EXS_CODETYPE | 入力データのエンコードを指定します。テキストファイル,またはCSVファイルを指定した場合だけ有効です。 |
22 | EXS_PACK_SIGNTYPE | 内部10進数の符号タイプを指定します。 |
23 | EXS_UNPACK_DATATYPE | 外部10進数のデータ形式を指定します。 |
24 | EXS_OUTFILENUMUNLIMIT | 1コマンドで指定できる出力ファイル(-outfile)パラメタの個数制限をなしにするオプションです。 |
25 | EXS_PRMSIZEUNLIMIT | exsortパラメタファイルのサイズを制限なしにするオプションです。 |
26 | EXS_DUMPLOG_FILESIZE | exsortコマンドのダンプログファイル「exsortdmp」のファイルサイズをMB単位で指定します。ダンプログファイルについては,「19.1.2 デバッグ情報ファイル」を参照してください。 |
また,環境ファイルを作成するディレクトリを次の表に示します。
表15-2 Exsortconf.iniファイル作成ディレクトリ
OS | Exsortconf.iniファイル作成ディレクトリ |
---|---|
Windows | SORT EEインストール先ディレクトリ下のConfディレクトリ 【例】 C:\Program Files\HITACHI\ExSORT\Conf(32ビット版) C:\Program Files\HITACHI\ExSORT64\Conf(64ビット版) |
UNIX | /opt/HIEXSORT/conf(32ビット版) /opt/HIEXSORT64/conf(64ビット版) |
SORT EEインストール時の環境ファイルの初期値は次のとおりです。上書きインストールの場合は,インストール前の内容が残ります。また,アンインストールでは環境ファイルは削除されません。
EXS_LOGPATH= EXS_ALTSEQPATH= EXS_COMPLETE_MSGOPT= EXS_RECSEPA= EXS_CELLSEPA= EXS_QUOTTYPE= EXS_CURRENCY= EXS_ROUND= EXS_NULLSEQ= EXS_OUTRECSEPA= EXS_PADDING= EXS_OUTCELLSEPA= EXS_EXSORTDMP_OPT= EXS_KEYNUMMAX= EXS_SUMNUMMAX= EXS_SELNUMMAX= EXS_CSVKEYNUMMAX= EXS_CSVSUMNUMMAX= EXS_CSVSELNUMMAX= EXS_REPOLOG_FILESIZE= EXS_CODETYPE= EXS_PACK_SIGNTYPE= EXS_UNPACK_DATATYPE= EXS_OUTFILENUMUNLIMIT= EXS_PRMSIZEUNLIMIT= EXS_DUMPLOG_FILESIZE=
項目名の指定に誤りがある場合でも,エラーになりません。無視されます。項目を指定するときの注意事項を次に示します。
EXS_RECSEPA=LF→↓……………指定誤りと解釈され,標準の値が仮定される。 EXS_LOGPATH=d:\sortlog△↓…ログパス名は「d:\sortlog△」となる。 (凡例) →:タブ △:空白 ↓:改行 |
EXS_RECSEPA=LF…………(1)○(無効) EXS_RECSEPA=CRLF………(2)○(有効) EXS_RECSEPA=CR…………(3)× (解説) 後方(3)の指定が誤っている場合,前方の指定が有効となります。この例では,前方に(1),(2)が指定されており,どちらも正しい指定です。この場合,最後に指定された正しい指定である(2)が有効となります。 |
exsortコマンドのログファイル「ExSORT.log」の出力先ディレクトリ名を指定します。
指定方法については,「19.1.3 ログファイル」を参照してください。
altseq変換ファイル「exsort_altseq.txtファイル(64ビット版は「exsort64_altseq.txtファイル」)」が格納されているディレクトリ名を指定します。
指定方法については「5.15 -altseqパラメタ」,または「付録G altseq変換ファイル(SORT EEの機能)」を参照してください。
完了メッセージオプションを指定します。
指定方法については,「19.1.4 完了メッセージオプション」を参照してください。
入力レコードの改行文字を指定します。テキストファイルまたはCSVファイルを指定した場合だけ有効です。指定方法を次に示します。
EXS_RECSEPA=オプションコード |
指定できるオプションコードを次に示します。
オプションコード | 意味 |
---|---|
CRLF | CRLFを改行とします。 |
LF | LFを改行とします。 |
LFCRLF | LFとCRLFの両方を改行として扱います。 |
EXS_RECSEPAを省略した場合の初期値は,LFです。
注意事項については,「5.8.7 recsepaオペランド」を参照してください。
入力レコードのセルのデリミタ(区切り文字)を指定します。CSVファイルを指定した場合だけ有効です。指定方法を次に示します。
EXS_CELLSEPA=cell-separator [△cell-separator … ] |
cell-separatorに指定する値を次に示します。
指定値 | 意味 |
---|---|
"cell-separator" | セルのデリミタとして,タブを除いた任意の1文字(半角英数字)を,ダブルクォーテーションで囲んで指定します。 【指定例】 空白を指定: EXS_CELLSEPA="△" タブ,セミコロン,コンマ,空白,コロンの5個のデリミタを指定: EXS_CELLSEPA=TAB ";" "," "△" ":" |
TAB | セルのデリミタとして,タブを指定します。 【指定例】 EXS_CELLSEPA=TAB |
最大5個のデリミタを指定できます。
引用符(シングルクォーテーション,ダブルクォーテーション),改行文字,通貨記号,およびマルチバイト文字(日本語)はデリミタとして指定できません。
EXS_CELLSEPAを省略した場合の初期値は,「EXS_CELLSEPA=","」です。
指定例については,「5.8.8 cellsepaオペランド」を参照してください
セルの引用符文字を指定します。CSVファイルを指定した場合だけ有効です。指定方法を次に示します。
EXS_QUOTTYPE=オプションコード |
指定できるオプションコードを次に示します。
オプションコード | 意味 |
---|---|
SQUOT | シングルクォーテーション(')を引用符とします。 |
DQUOT | ダブルクォーテーション(")を引用符とします。 |
EXS_QUOTTYPEを省略した場合の初期値は,「DQUOT」です。
固定小数点の数値データに付ける通貨記号として,任意の1文字を指定します。CSVファイルを指定した場合だけ有効です。指定方法を次に示します。
EXS_CURRENCY=通貨記号 |
数値データの小数部の丸め方式を指定します。CSVファイルを指定した場合だけ有効です。この項目を省略した場合は,オプションコード「0」の切り捨てが仮定されます。指定方法を次に示します。
EXS_ROUND=オプションコード |
指定できるオプションコードを次に示します。
オプションコード | 意味 |
---|---|
0 | 小数部の右側のあふれ桁を切り捨てます。 |
1 | 小数部の右側のあふれ桁を切り上げます。 |
2 | 小数部の右側のあふれ桁を四捨五入します。 |
注意事項については,「5.8.11 roundオペランド」を参照してください。
CSVファイルのナル文字列が含まれる入力レコードを,先頭または末尾に配置するオプションを指定します。
CSVファイルのキー「-csvkey」を指定した場合だけ有効です。
指定方法を次に示します。
EXS_NULLSEQ=オプションコード |
指定できるオプションコードを次に示します。
オプションコード | 意味 |
---|---|
0 | ナル文字列(nullキー)が含まれるレコードを,末尾に配置します。 |
1 | ナル文字列(nullキー)が含まれるレコードを,先頭に配置します。 |
EXS_NULLSEQを省略した場合の初期値は,「0」です。
指定例については,「5.8.12 nullseqオペランド」を参照してください。
出力レコードの改行文字を指定します。
テキストファイルまたはCSVファイルを指定した場合だけ有効です。
指定方法を次に示します。
EXS_OUTRECSEPA=オプションコード |
指定できるオプションコードを次に示します。
オプションコード | 意味 |
---|---|
CRLF | CRLFを改行とします。 |
LF | LFを改行とします。 |
EXS_OUTRECSEPAを省略した場合,入力ファイルの改行文字を適用します。
注意事項については,「5.10.5 recsepaオペランド」を参照してください。
出力レコード長をそろえるためのパディング文字を指定します。
-outfile,-catout,および-splitoutパラメタのreclenまたはminlenオペランドを指定した場合だけ有効です。
指定方法を次に示します。
EXS_PADDING=パディング文字 |
指定できるパディング文字を次に示します。
パディング文字 | 意味 |
---|---|
X | パディング文字として,空白を指定します。 |
Z | パディング文字として,ゼロを指定します。codetypeで指定したエンコードに対応した値を次に示します。
|
C'padding-character' | パディング文字として,任意の1文字を指定します。 【指定例】 EXS_PADDING=C'*' |
X'16進数' | パディング文字として,任意の1バイトのデータを指定します。 【指定例】 EXS_PADDING=X'ff' |
出力レコードのセルのデリミタ(区切り文字)を指定します。
入力レコードのデリミタを,EXS_OUTCELLSEPAに指定したデリミタに変更して出力します。この項目の指定がない場合は,デリミタの変更は行いません。この項目は,CSVファイルを指定した場合だけ有効です。
指定方法を次に示します。
EXS_OUTCELLSEPA={cell-separator | cell-separator-in_1△cell-separator-out_1 [△cell-separator-in_2△cell-separator-out_2 … ]} |
デリミタを1個だけ,または2個1対で5対までのどちらかの形式で指定します。
cell-separatorに指定する値を次に示します。
指定値 | 意味 |
---|---|
"cell-separator" | セルのデリミタとして,タブを除いた任意の1文字(半角英数字)を,ダブルクォーテーションで囲んで指定します。 【指定例】 空白を指定:EXS_OUTCELLSEPA="△"(△は空白1文字を表す) コンマとセミコロンの2個のデリミタを,それぞれ空白とコロンに変更する指定:EXS_OUTCELLSEPA="," "△" ";" ":" |
TAB | セルのデリミタとして,タブを指定します。 【指定例】 EXS_OUTCELLSEPA=TAB |
(凡例)△:スペース(空白)1文字を示します。
exsortrepo.logファイルに出力するレポートログに関するオプションです。
指定方法については,「19.1.3 ログファイル」を参照してください。
-keyパラメタに指定できるキーの最大個数の倍数と,キーの合計長(バイト)の上限の倍数を指定します。
「最大個数の倍数」の128倍が最大個数,「合計長の上限の倍数」の4,096〜16,384倍※が合計長の上限となります。
指定方法を次に示します。
EXS_KEYNUMMAX=最大個数の倍数[,合計長の上限の倍数] |
エンコード種別 | キーの合計長(バイト) | ||
---|---|---|---|
指定範囲 | 最小値 | 最大値 | |
ASCII SJIS EUC-JP EUC-HJ UTF-8 |
「合計長の上限の倍数」×4,096 | 4,096 (1×4,096) |
65,536 (16×4,096) |
UCS-2LE UCS-2BE UTF-16LE UTF-16BE |
「合計長の上限の倍数」×8,192 | 8,192 (1×8,192) |
131,072 (16×8,192) |
UCS-4LE UCS-4BE UTF-32LE UTF-32BE |
「合計長の上限の倍数」×16,384 | 16,384 (1×16,384) |
262,144 (16×16,384) |
-sumパラメタに指定できる集約項目の最大個数の倍数と,集約項目の合計長(バイト)の上限の倍数を指定します。
「最大個数の倍数」の128倍が最大個数,「合計長の上限の倍数」の4,096倍が合計長の上限となります。
指定方法を次に示します。
EXS_SUMNUMMAX=最大個数の倍数[,合計長の上限の倍数] |
include,およびomitオペランドに指定できる選択条件式の最大個数の倍数と,比較項目の合計長(バイト)の上限の倍数を指定します。
「最大個数の倍数」の128倍が最大個数,「合計長の上限の倍数」の4,096〜16,384倍※が合計長の上限となります。
指定方法を次に示します。
EXS_SELNUMMAX=最大個数の倍数[,合計長の上限の倍数] |
エンコード種別 | 比較項目の合計長(バイト) | ||
---|---|---|---|
指定範囲 | 最小値 | 最大値 | |
ASCII SJIS EUC-JP EUC-HJ UTF-8 |
「合計長の上限の倍数」×4,096 | 4,096 (1×4,096) |
65,536 (16×4,096) |
UCS-2LE UCS-2BE UTF-16LE UTF-16BE |
「合計長の上限の倍数」×8,192 | 8,192 (1×8,192) |
131,072 (16×8,192) |
UCS-4LE UCS-4BE UTF-32LE UTF-32BE |
「合計長の上限の倍数」×16,384 | 16,384 (1×16,384) |
262,144 (16×16,384) |
-csvkeyパラメタに指定できるキーの最大個数の倍数と,キーの合計長(バイト)の上限の倍数を指定します。
「最大個数の倍数」の128倍が最大個数,「合計長の上限の倍数」の4,096〜16,384倍※が合計長の上限となります。
指定方法を次に示します。
EXS_CSVKEYNUMMAX=最大個数の倍数[,合計長の上限の倍数] |
エンコード種別 | CSVキーの合計長(バイト) | ||
---|---|---|---|
指定範囲 | 最小値 | 最大値 | |
ASCII SJIS EUC-JP EUC-HJ UTF-8 |
「合計長の上限の倍数」×4,096 | 4,096 (1×4,096) |
65,536 (16×4,096) |
UCS-2LE UCS-2BE UTF-16LE UTF-16BE |
「合計長の上限の倍数」×8,192 | 8,192 (1×8,192) |
131,072 (16×8,192) |
UCS-4LE UCS-4BE UTF-32LE UTF-32BE |
「合計長の上限の倍数」×16,384 | 16,384 (1×16,384) |
262,144 (16×16,384) |
-csvsumパラメタに指定できる集約項目の最大個数の倍数と,集約項目の合計長(バイト)の上限の倍数を指定します。
「最大個数の倍数」の128倍が最大個数,「合計長の上限の倍数」の4,096倍が合計長の上限となります。
指定方法を次に示します。
EXS_CSVSUMNUMMAX=最大個数の倍数[,合計長の上限の倍数] |
csvinclude,およびcsvomitオペランドに指定できる選択条件式の最大個数の倍数と,比較項目の合計長(バイト)の上限の倍数を指定します。
「最大個数の倍数」の128倍が最大個数,「合計長の上限の倍数」の4,096〜16,384倍※が合計長の上限となります。
指定方法を次に示します。
EXS_CSVSELNUMMAX=最大個数の倍数[,合計長の上限の倍数] |
エンコード種別 | CSV比較項目の合計長(バイト) | ||
---|---|---|---|
指定範囲 | 最小値 | 最大値 | |
ASCII SJIS EUC-JP EUC-HJ UTF-8 |
「合計長の上限の倍数」×4,096 | 4,096 (1×4,096) |
65,536 (16×4,096) |
UCS-2LE UCS-2BE UTF-16LE UTF-16BE |
「合計長の上限の倍数」×8,192 | 8,192 (1×8,192) |
131,072 (16×8,192) |
UCS-4LE UCS-4BE UTF-32LE UTF-32BE |
「合計長の上限の倍数」×16,384 | 16,384 (1×16,384) |
262,144 (16×16,384) |
exsortコマンドのレポートログファイル「exsortrepo.log」のファイルサイズを指定します。
指定方法を次に示します。
EXS_REPOLOG_FILESIZE=ファイルサイズ |
入力データのエンコード(文字コード)の種類を指定します。
この項目に指定したエンコード(文字コード)で,CSVファイルの区切り文字(デリミタ),引用符,文字属性コード「w」,「u」および「v」を解析します。
この項目は,テキストファイル,またはCSVファイルを指定した場合だけ有効です。固定長順編成ファイル,または可変長順編成ファイルを指定した場合は無視されます。
指定方法を次に示します。
EXS_CODETYPE=エンコード |
指定できるエンコードを次に示します。
エンコード | 意味 |
---|---|
ASCII | 入力データの文字コードがASCIIであることを示します。 |
SJIS | 入力データの文字コードがShift_JISであることを示します。 |
EUC-JP | 入力データの文字コードが日本語EUCであることを示します。 |
EUC-HJ | 入力データの文字コードがEUC-HJであることを示します。 |
UTF-8 | 入力データのエンコードがUTF-8であることを示します。 |
UCS-2LE | 入力データの文字コードがUCS-2 little endianであることを示します。 |
UCS-2BE | 入力データの文字コードがUCS-2 big endianであることを示します。 |
UCS-4LE | 入力データの文字コードがUCS-4 little endianであることを示します。 |
UCS-4BE | 入力データの文字コードがUCS-4 big endianであることを示します。 |
UTF-16LE | 入力データのエンコードがUTF-16 little endianであることを示します。 |
UTF-16BE | 入力データのエンコードがUTF-16 big endianであることを示します。 |
UTF-32LE | 入力データのエンコードがUTF-32 little endianであることを示します。 |
UTF-32BE | 入力データのエンコードがUTF-32 big endianであることを示します。 |
UNICODE | 入力ファイルのUnicodeシグニチャ(以下,BOM)形式を適用します。 SORT EEで使用できるBOMの種類は次のとおりです。
|
注意事項については,「5.8.13 codetypeオペランド」を参照してください。
内部10進数の符号の範囲を変更するオプションです。指定方法を次に示します。
EXS_PACK_SIGNTYPE=オプションコード |
指定できるオプションコードを次に示します。
オプションコード | 意味 |
---|---|
SE | 内部10進数の符号はC,D,Fの3種類です。 |
MF | 内部10進数の符号の範囲を0〜F(集約項目はA〜F)に拡張します。 |
外部10進数のデータ形式を変更するオプションです。指定方法を次に示します。
EXS_UNPACK_DATATYPE=オプションコード |
指定できるオプションコードを次に示します。
オプションコード | 意味 |
---|---|
ASCII-1 |
|
ASCII-2 |
|
EBCDIK |
|
1コマンドに指定できる出力ファイル(-outfile)パラメタの個数制限をなしにするオプションです。指定方法を次に示します。
EXS_OUTFILENUMUNLIMIT=オプションコード |
指定できるオプションコードを次に示します。
オプションコード | 意味 |
---|---|
0 | 指定できる-outfileパラメタの最大個数は64個です。 |
1 | 指定できる-outfileパラメタの個数に制限はありません。ただし,1つの-outfileパラメタに指定できる出力ファイルの最大数は4個です。 |
EXS_OUTFILENUMUNLIMITを省略した場合の初期値は,「0」です。
パラメタの最小値および最大値については,「3.3.1 パラメタ」の表3-5を参照してください。
exsortパラメタファイルのサイズを制限なしにするオプションです。
指定方法を次に示します。
EXS_PRMSIZEUNLIMIT=オプションコード |
指定できるオプションコードを次に示します。
オプションコード | 意味 |
---|---|
0 | exsortパラメタファイルサイズは256KB以内です。 |
1 | exsortパラメタファイルサイズに制限はありません。 |
EXS_PRMSIZEUNLIMITを省略した場合の初期値は,「0」です。
パラメタファイル形式については,「4.4.1 ファイル形式」を参照してください。
exsortコマンドのダンプログファイル「exsortdmp」のファイルサイズを指定します。
指定方法を次に示します。
EXS_DUMPLOG_FILESIZE=ファイルサイズ |
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