bjex_setup(バッチジョブ実行システムを実行する環境の設定(管理者用))
形式
bjex_setup [-k [-h 論理ホスト名]]
機能
バッチジョブ実行システムのインストールディレクトリにインストールされた設定ファイルのテンプレートを入力し,バッチジョブ実行システムの動作に必要な標準的なディレクトリと設定ファイルのひな形を生成する。
-
生成するディレクトリ
<All Users のプロファイルのドキュメントディレクトリの場所>\Hitachi\BJEX\spool
<All Users のプロファイルのドキュメントディレクトリの場所>\Hitachi\BJEX\conf
<All Users のプロファイルのドキュメントディレクトリの場所>\Hitachi\BJEX\log
<All Users のプロファイルのドキュメントディレクトリの場所>\Hitachi\BJEX\perm
<All Users のプロファイルのドキュメントディレクトリの場所>\Hitachi\BJEX\proc
<All Users のプロファイルのアプリケーションデータディレクトリの場所>\Hitachi\BJEX\trace
<All Users のプロファイルのドキュメントディレクトリの場所>\Hitachi\BJEX\temp
-
生成するファイル
<All Users のプロファイルのドキュメントディレクトリの場所>\Hitachi\BJEX\conf\bjex.conf
-
設定ファイルの変更
bjex_setupコマンドでは設定ファイルのテンプレートの次の内容について,標準的なディレクトリを使用するように変更して設定ファイルのひな形を生成する。ただし,テンプレートファイルで明示指定されている場合には正しく作成されないので,テンプレートの設定ファイルは変更しないこと。
-
JP1_HOSTNAMEホスト名
バッチジョブ実行システムが稼働するホスト名
-
[LOG_DIR△パス名]
実行ログ出力ディレクトリのパス
-
[PERMANENT_FILE_DIR△パス名]
恒久ファイル用ディレクトリのパス
-
[PROCEDURE_DIR△パス名]
プロシジャライブラリのパス
-
[SPOOL_DIR△パス名]
スプールディレクトリのパス
-
[TEMP_FILE_DIR△パス名]
一時ファイル作成ディレクトリのパス
-
[TRACE_DIR△パス名]
トレース出力ディレクトリのパス
-
オプション
- -k
-
<All Users のプロファイルのドキュメントディレクトリの場所>\Hitachi\BJEX\conf\bjex.confの設定ファイルをカスタマイズしたあとに,このファイルのシンタクスチェックだけ行うときに指定する。
- -h 論理ホスト名
-
<All Usersのプロファイルのドキュメントディレクトリの場所>\Hitachi\BJEX\conf\bjex_論理ホスト名.confの設定ファイルを作成したあとに,このファイルのシンタクスチェックをするときに指定する。
このオプションは-kオプションと組み合わせて指定すること。
注意事項
-
ディレクトリがすでに生成されている場合は,ディレクトリをそのまま利用する。
-
作成する環境に設定ファイルがすでに存在していた場合は,エラーで終了する。
使用例
bjex_setup