6.3 ジョブが長時間待ち状態となった場合の対処方法
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bjexlslockコマンドでジョブの排他状況を表示し,排他資源管理テーブルの空き待ち(KAKC1654-Wメッセージを出力)およびファイルのロック待ち(KAKC1650-Wメッセージを出力)で長時間待ち状態になっていないか確認する。
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排他資源管理テーブルの空き待ちおよびファイルのロック待ちになっていない場合は,プログラムが異常であるおそれがあるため,ジョブを強制終了する。
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排他資源管理テーブルの空き待ちおよびファイルのロック待ちになっている場合,bjexlslockコマンドで該当ファイルの排他状況を表示して,ファイルをロック確保しているジョブを特定し,そのジョブに異常がないか確認する。異常がない場合は,そのジョブの終了を待つ。異常がある場合は,そのジョブを強制終了する。
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JP1/IM - Viewまたはbjexlsmsgコマンドで,プログラムがメッセージの応答待ちになっていないか確認する。メッセージの応答待ちの場合,速やかにメッセージに対して応答する。