5.2.2 バッチジョブ実行システムのバッチジョブの実行
バッチジョブ実行システムのバッチジョブを実行するには,PCジョブまたはサブミットジョブを使用する。
- 〈この項の構成〉
(1) PCジョブの実行
[詳細定義−[PC Job]]画面で,バッチジョブ実行システムのバッチジョブの詳細を定義する。定義方法と内容は,PCジョブに従う。バッチジョブ実行システムのバッチジョブとして指定必須項目について示す。
(a) [定義]タブ
-
[実行ファイル名]
バッチジョブ起動コマンド名として,ジョブ定義XMLファイルまたはジョブコントローラであるbjexecコマンドを指定する。
指定例を次に示す。
[ジョブ定義XMLファイルを直接指定する場合]
"C:\Program Files\HITACHI\BJEX\sample\sample.bjx"
[bjexecコマンドを指定する場合]
"C:\Program Files\HITACHI\BJEX\bin\bjexec.exe"
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[パラメーター]
[実行ファイル名]にbjexecコマンドを指定した場合は,[パラメーター]にジョブ定義XMLファイルを指定すること。[実行ファイル名]にジョブ定義XMLファイルを直接指定した場合は,[パラメーター]に再度ジョブ定義XMLファイルを指定する必要はない。
指定例を次に示す。
"C:\Program Files\HITACHI\BJEX\sample\sample.bjx"
-
[実行優先順位]
ジョブコントローラおよびユーザプログラムの優先順位を指定する。ユーザプログラムにこの指定を有効にするには,設定ファイルのSET_PGMPRIORITYパラメータにYESを指定すること。実行優先順位は3以上を指定すること。詳細についてはJP1/AJSのマニュアルを参照のこと。
バッチジョブ実行システムのバッチジョブとしての指定例を次の図に示す。
(b) [属性]タブ
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[実行先サービス]
実行先のサービスは[標準]を選択すること。
バッチジョブ実行システムのバッチジョブとしての指定例を次の図に示す。
(2) サブミットジョブの実行
実行するジョブやキューを指定して,jpqjobsubコマンドを実行する。バッチジョブ実行システムのバッチジョブの指定必須項目を次に示す。
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-sc 実行ファイル名
バッチジョブ起動コマンド名を指定する。
バッチジョブ実行システムのバッチジョブの設定例を次に示す。
-sc "\"C:\Program Files\HITACHI\BJEX\sample\sample.bjx\""