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uCosminexus Batch Job Execution Server 使用の手引(Windows(R)用)


2.3.3 JP1/IMの設定

バッチジョブ実行システムが発行するJP1イベントをJP1/IMで表示させるために,事前に環境を設定する必要がある。ここでは,JP1/IMの環境設定の留意点について説明する。

〈この項の構成〉

(1) JP1イベントの発行先ホスト

バッチジョブ実行システムが発行するJP1イベントは,メッセージ制御機能が発行するJP1イベントだけ発行先ホストが異なる。それぞれのJP1イベントの発行先ホストを次の表に示す。メッセージ制御機能の詳細については,「3.12 メッセージ制御機能」を参照のこと。

表2‒3 JP1イベントの発行先ホスト

JP1イベント

イベントID

発行先ホスト

メッセージ制御機能を使用することで発行されるJP1イベント

  • 00005C20

  • 00005C21

  • 00005C22

  • 00005C23

  • 00005C24

  • 00005C25

JP1IM_MANAGER_HOSTに指定したホストに直接発行

バッチジョブ実行システムが発行する上記以外のJP1イベント

上記以外のイベントID

JP1/BaseのJP1イベントの転送経路を使用して発行

JP1/BaseのJP1イベントの転送経路の詳細は,JP1のマニュアルを参照のこと。

(2) 拡張属性定義ファイルのコピー

バッチジョブ実行システムが発行するJP1イベントの詳細情報をJP1/IM - Viewで表示させるには,バッチジョブ実行システムが提供する拡張属性定義ファイルをJP1/IMのディレクトリにコピーする必要がある。

拡張属性定義ファイルは,バッチジョブ実行システムのインストール先ディレクトリのtemplatesディレクトリに格納されている。

拡張属性定義ファイルのコピーは次に示す手順で実行する。

注意事項

複数バージョンのバッチジョブ実行システムが混在するシステムを構築する場合は,最新バージョンのバッチジョブ実行システムが提供する拡張属性定義ファイルを使用すること。