トランザクショナル分散オブジェクト基盤 TPBroker 運用ガイド

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2.1 ORBのトラブルシュート機能で出力できるファイル

ここでは,ORBのトラブルシュート機能で出力できるファイルの概要について説明します。

次に示すファイルが出力できます。

出力したファイルは,障害発生時にトラブルシュート情報として,保守員に送付する必要があります。定期的にバックアップを取得してください。なお,保守員とは,ご購入契約に基づくお問い合わせ窓口のことです。

参考事項
JavaVMのスレッドダンプを取得するためのコマンドがあります。詳細は,「2.11 hdumpnsコマンドの使用方法(Cosminexus TPBroker)(Windows)」を参照してください。

なお,ORBのトラブルシュート機能で出力できるファイルのことを,トラブルシュートファイルと呼びます。

2.1.1以降で,各ファイルの概要について説明します。

<この節の構成>
2.1.1 モジュールトレース(概要)
2.1.2 エラーログ(概要)
2.1.3 通信トレース(概要)
2.1.4 メッセージログ(概要)
2.1.5 バーボースログ(概要)
2.1.6 スタックトレース(概要)
2.1.7 ネーミングサービス名前空間情報ログ(概要)