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uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow BPMN連携機能 使用の手引


付録A.2 レコード数の概算式

データベースの容量は,テーブルのレコード数が影響します。レコード数の見積もりは,各テーブルの概算式で算出してください。

〈この項の構成〉

(1) インスタンステーブルのレコード数

プロセスデータ(文字列用)(テーブル名:<SYSTEMID>_PROCESS_DATA_S

[図データ]

リスト型プロセスデータの場合,プロセスデータの数は,追加したリスト型プロセスデータの要素数になります。ただし,1度リスト型プロセスデータを追加したあとに要素数を減少させた場合,減少させた要素はテーブルのレコードに登録されたままになります。そのため,追加する要素の最大数で見積もってください。

プロセスデータ(数値用)(テーブル名:<SYSTEMID>_PROCESS_DATA_N

[図データ]

プロセスデータ(数値)の数=<業務アプリケーションが追加したプロセスデータ(数値)の数>+1(BPMN連携ライブラリが投入時に内部で追加)

リスト型プロセスデータの場合,プロセスデータの数は,追加したリスト型プロセスデータの要素数になります。ただし,1度リスト型プロセスデータを追加したあとに要素数を減少させた場合,減少させた要素はテーブルのレコードに登録されたままになります。そのため,追加する要素の最大数で見積もってください。

マルチインスタンス管理テーブル(テーブル名:<SYSTEMID>_MULTI_INSTANCE_MNG

[図データ]

案件数:終了している案件も含みます。

平均マルチインスタンス数:BPMNビジネスプロセス定義ごとに1案件で生成される平均マルチインスタンス数です。

なお,マルチインスタンスは,BPMNビジネスプロセス定義に定義されたマルチインスタンスから変換された業務ステップに遷移するごとに,1件生成されます。業務ステップ内に複数生成される作業数は含みません。

ビジネスプロセス連携テーブル(テーブル名:<SYSTEMID>_BP_RELATION

[図データ]

案件数:終了している案件も含みます。

平均コールアクティビティ数:ビジネスプロセス定義ごとに1案件で生成される平均コールアクティビティ数です。

なお,コールアクティビティにマルチインスタンスが定義されている場合は,マルチインスタンス内で生成されるインスタンス数がコールアクティビティ数になります。

サブプロセス用マルチインスタンス管理テーブル(テーブル名:<SYSTEMID>_SUB_MULTI_INSTANCE_MNG

[図データ]

案件数:終了している案件も含みます。

平均サブプロセス(マルチインスタンス)数:ビジネスプロセス定義ごとに1案件で生成される平均サブプロセス(マルチインスタンス)数です。

なお,サブプロセス(マルチインスタンス)は,BPMNビジネスプロセス定義に定義されたサブプロセス(マルチインスタンス)から変換された階層定義に遷移するごとに,1件生成されます。

アドホック・サブプロセス管理テーブル(テーブル名:<SYSTEMID>_ADHOC_SUBPROCESS_MNG

[図データ]

案件数:終了している案件も含みます。

平均アドホック・サブプロセス数:ビジネスプロセス定義ごとに1案件で生成される平均アドホック・サブプロセス数です。

なお,アドホック・サブプロセスは,BPMNビジネスプロセス定義に定義されたアドホック・サブプロセスから変換された階層定義に遷移するごとに,1件生成されます。

(2) そのほかのテーブルのレコード数

アプリケーション呼び出し開始タイマーテーブル(テーブル名:<SYSTEMID>_APPLICATION_START_TIMER

[図データ]

BPMNビジネスプロセス定義テーブル(テーブル名:<SYSTEMID>_BPMN_PROCESS_DEF

レコード数=ビジネスプロセス定義数