14.1.2　csciw:list-contains

構文

csciw:list-contains('processDataKey', procesDataValue)

機能

プロセスデータキー名とプロセスデータ値を指定し，プロセスデータキー名が示すリスト型プロセスデータにプロセスデータ値が含まれるかを判定します。

引数

csciw:list-containsの引数を次の表に示します。

戻り値

リスト型プロセスデータにプロセスデータ値が含まれるかをboolean型で返します。プロセスデータ値が含まれる場合はtrueを返し，含まれない場合はfalseを返します。

指定されたプロセスデータキー名のリスト型プロセスデータが1つも存在しない場合はfalseを返します。

注意事項

• 指定されたプロセスデータキー名の書式が次のような場合は，例外が発生します。

  • プロセスデータキー名の命名規則に従っていない

  • プロセスデータキー名の末尾が"{}"ではない

• プロセスデータ値に空文字列を指定した場合は，例外が発生します。

• 指定されたプロセスデータキー名とプロセスデータ値の型が一致しない場合は，型を一致させてからリスト型プロセスデータにプロセスデータ値が含まれるかを判定します。例えば，引数に次の値を指定した場合は，リスト型プロセスデータにプロセスデータ値"1"（数値型）　が含まれるとき，trueを返します。

  • プロセスデータキー名："$NKey{}"（数値型のプロセスデータキー名）

  • プロセスデータ値："1"（文字列型のプロセスデータ値）

  プロセスデータキー名とプロセスデータ値の型が一致しない場合，例外は発生しません。例えば，引数に次の値を指定した場合は，数値型のリスト型プロセスデータにプロセスデータ値"ABC"（文字列型）は存在しないため，falseを返します。

  • プロセスデータキー名："$NKey{}"（数値型のプロセスデータキー名）

  • プロセスデータ値："ABC"（文字列型のプロセスデータ値）

• 指定したプロセスデータ値が数値型の場合の注意事項を次に示します。

  • プロセスデータ値がint値の範囲外の場合，int値に丸めた値になります。

  • プロセスデータ値が小数点以下を含む値の場合，小数点以下を切り捨てます。