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uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow BPMN連携機能 使用の手引


7.7.9 案件運用操作に関する設定をする

案件運用操作をCosminexusに組み込みます。

操作手順

  1. セキュリティロールを設定する。

    • セキュリティロールの追加

      案件運用操作には,Cosminexusのセキュリティロールとして,csciwadminロールが必要です。次に示すコマンドを実行すると,セキュリティロールを追加できます。

      cjaddsec <サーバ名称> -type role -name csciwadmin
    • ユーザの追加

      セキュリティロールと関連づけるためのユーザを作成してください。次に示すコマンドを実行すると,ユーザを追加できます。なお,すでに登録しているユーザを関連づける場合は,ユーザの追加は不要です。

      cjaddsec <サーバ名称> -type user -name <ユーザ名> -password <パスワード>
      注※

      ユーザ名およびパスワードには,マルチバイト文字は使用できません。

    • セキュリティロールとユーザの関連づけ

      追加したセキュリティロールとユーザの関連づけが必要です。次に示すコマンドを実行すると,セキュリティロールとユーザの関連づけができます。

      cjmapsec <サーバ名称> -role csciwadmin -user <ユーザ名>
      注※

      ユーザ名には,関連づけるユーザ名を32バイト以内の文字列で指定してください。なお,ユーザ名には,マルチバイト文字は使用できません。

    cjaddsecコマンドおよびcjmapsecコマンドの詳細については,マニュアルCosminexus アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編を参照してください。

  2. 案件運用操作のファイルをインポートする。

    案件運用操作のファイルの格納パスを示します。

    • Windowsの場合

      <CSCIWインストールフォルダ>\lib\csciwadmin.ear
    • UNIXの場合

      /opt/hitachi/CSCIW/lib/csciwadmin.ear

    次のどちらかの手順を実行して,案件運用操作のファイルをインポートしてください。

    <運用管理ポータルを使用して設定する場合>

    1. 運用管理ポータルにログインする。

    2. 運用管理ポータルで[論理サーバのアプリケーション管理]アンカーをクリックする。

    3. ツリーペインで次の順にクリックする。

      [<操作対象の運用管理ドメイン名>][論理J2EEサーバ][J2EEサーバ][<操作対象のJ2EEサーバ名>][アプリケーション]

    4. 右ペインの[インポート]タブをクリックし,[J2EEアプリケーションのインポート]画面を表示する。

    5. [インポートディレクトリ]に案件運用操作のファイルが格納されているパスを指定して[適用]ボタンをクリックする。

    6. [J2EEアプリケーションファイル]で「csciwadmin.ear」を選択して[実行]ボタンをクリックする。

    詳細は,マニュアルCosminexus アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイドの「J2EEアプリケーションの設定」を参照してください。

    <定義ファイルおよびサーバ管理コマンドを使用して設定する場合>

    1. cjimportappコマンドを使用して,インポートする。

    インポート方法については,マニュアルCosminexus アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイドの「J2EEアプリケーションのインポート」の説明を参照してください。

    cjimportappコマンドの指定形式を次に示します。

    cjimportapp <サーバ名称> -f <csciwadmin.earファイルのパス>

    cjimportappコマンドの詳細については,マニュアルCosminexus アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編を参照してください。

  3. 案件運用操作が使用するデータソース表示名を変更する。

    データベースと接続するためのDB Connectorのリソースアダプタの表示名に「DB_Connector_for_CSCIW」を設定した場合,この手順は不要です。「DB_Connector_for_CSCIW」以外を設定した場合は,データソース表示名をリソースアダプタと同じ表示名に変更してください。

  4. 案件運用操作を開始する。

    次のどちらかの手順を実行して,案件運用操作を開始してください。

    <運用管理ポータルを使用して設定する場合>

    1. 運用管理ポータルにログインする。

    2. 運用管理ポータルで[論理サーバのアプリケーション管理]アンカーをクリックする。

    3. ツリーペインで次の順にクリックする。

      [<操作対象の運用管理ドメイン名>][論理J2EEサーバ][J2EEサーバ][<操作対象のJ2EEサーバ名>][アプリケーション]

    4. 右ペインの[開始/停止]タブをクリックし,[J2EEアプリケーションの開始/停止]画面を表示する。

    5. アプリケーション名「CSCIWAdminServlet」の[開始]アンカーをクリックする。

    6. 内容を確認して,[はい]ボタンをクリックする。

    詳細は,マニュアルCosminexus アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイドの「J2EEアプリケーションの設定」を参照してください。

    <定義ファイルおよびサーバ管理コマンドを使用して設定する場合>

    1. cjstartappコマンドを使用して,開始する。

    開始方法については,マニュアルCosminexus アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイドの「J2EEアプリケーションの開始」の説明を参照してください。

    cjstartappコマンドの指定形式を次に示します。

    cjstartapp <サーバ名称> -name CSCIWAdminServlet

    cjstartappコマンドを使用する場合,-jspcオプションを指定しないで実行してください。

    cjstartappコマンドの詳細については,マニュアルCosminexus アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編を参照してください。

  5. コンテキストルートを設定する。

    J2EEサーバのフロントエンドにリバースプロキシを配置する場合,コンテキストルート「CSCIWAdminServlet」および「CSCIWAdminServletBPMN」のリクエストを転送する設定をしてください。

操作結果

案件運用操作がCosminexusに組み込まれます。