6.2.2　Javaオブジェクトの作成時の注意事項

Javaクラスには，CSCIWが提供するインタフェースを必ず実装してください。

Javaクラスには，引数のないコンストラクタだけを実装してください。

Javaクラスのパッケージには，「jp.co.Hitachi.soft.csciw」を使用しないでください。

Javaオブジェクトの呼び出しは，複数スレッドから同時に実行される場合があるため，staticフィールドを使用しないでください。

Javaオブジェクトは呼び出し元の作業ごとにインスタンス化しメソッドを呼び出します。メソッドの終了後，インスタンスは破棄されます。

Javaオブジェクトでは，CSCIWが提供する更新系APIを発行しないでください。

アプリケーション呼び出しサービスは，Javaオブジェクトの呼び出しに失敗した場合，リトライによって複数回呼び出します。また，アプリケーション呼び出しサービスを強制停止するなどして直後の作業が完了しなかった場合，Javaオブジェクトの呼び出しに成功しても，再度Javaオブジェクトを呼び出します。この場合は，リトライ回数の設定に関係なく再度呼び出します。そのため，Javaオブジェクトが複数回呼び出されても正常に動作するように実装してください。