3.2 例題の定義手順
この節では,ビジネスプロセスをどのような手順で定義するかを説明します。
ビジネスプロセスの定義手順を次の図に示します。
図中の数字は,次に示す説明の番号と対応しています。
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振り分けルール定義の定義
ビジネスプロセスの各作業の作業者を特定するための振り分けルール定義を定義します。詳細については,「3.3 振り分けルール定義の定義」を参照してください。
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振り分けルール定義の登録
振り分けルール定義をCSCIWに登録します。詳細については,「3.3.4 振り分けルール定義を登録する」を参照してください。
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ビジネスプロセス定義の定義
遷移,業務ステップ,作業,制御ノード,分岐ノードの分岐条件,およびビジネスプロセス定義の属性を遷移図に描画することでビジュアルに定義します。詳細については,「3.4 ビジネスプロセス定義の定義」を参照してください。
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ビジネスプロセス定義の定義内容のチェック
ビジネスプロセス定義の定義内容を確認します。詳細については,「3.4.6 ビジネスプロセス定義をチェックする」を参照してください。
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ビジネスプロセス定義の登録
ビジネスプロセス定義をCSCIWに登録します。詳細については,「3.4.7 ビジネスプロセス定義を登録する」を参照してください。
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振り分けルール定義,およびビジネスプロセス定義の運用状態の確認
サーバに登録されている振り分けルール定義,またはビジネスプロセス定義の運用状態を確認します。詳細については,「3.5 運用状態の確認および操作」を参照してください。
なお,例題「販売業務」の説明では,振り分けルール定義を定義してからビジネスプロセス定義を定義していますが,必要に応じて振り分けルール定義とビジネスプロセス定義を交互に定義することもできます。