4.5.4 Javaアプリケーションの設定
JavaアプリケーションでCSCIWを使用する場合は,環境変数とJava実行時の-classpathオプションの設定が必要です。Javaオブジェクト呼び出しを利用する場合は,次の設定に加えて「4.5.5(3) Javaアプリケーションの場合」も参照して,設定してください。また,Javaアプリケーションを起動する場合は,使用するOSがWindowsのときには管理者特権モードで,UNIXのときにはroot権限で起動してください。
- 〈この項の構成〉
(1) 環境変数の設定
Javaアプリケーションを実行するシェルに,次に示す環境変数を設定してください。
-
Windowsの場合
CSCIW_HOME=<CSCIWインストールフォルダ>
-
UNIXの場合
CSCIW_HOME=/opt/hitachi/CSCIW
なお,CSCIW_CONF_DIR環境変数でシステムIDを切り替えたい場合は,CSCIW_CONF_DIR環境変数も同様に設定してください。
(2) JARファイルの追加
Javaアプリケーションを実行する際の-classpathオプションに,次に示すファイルを追加してください。
-
Windowsの場合
<プログラムファイルフォルダ>\Hitachi\HNTRLib2\classes\hntrlib2j.jar <CSCIWインストールフォルダ>\lib\csciw.jar
- 重要
-
Windows環境で,日立ネットワークオブジェクトプラザトレース共通ライブラリのインストール先を変更している場合は,変更したインストール先ディレクトリにあるhntrlib2j.jarを追加する必要があります。
-
UNIXの場合
/opt/hitachi/HNTRLib2/classes/hntrlib2j.jar /opt/hitachi/CSCIW/lib/csciw.jar
また,使用するJDBCドライバ(HiRDBの場合は「HiRDB Type4 JDBC Driver」,ORACLEの場合は「Oracle JDBC Thin Driver」,SQL Serverの場合は「SQL ServerのJDBCドライバ」)を-classpathオプションに追加してください。
なお,日立ネットワークオブジェクトプラザトレース共通ライブラリの64bit版を必要とする場合は,hntrlib2j.jarの代わりにhntrlib2j64.jarを指定してください。