Cosminexus サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド

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1.1.4 開発環境とテスト環境との関係

開発環境には,複数台のマシンで作成したHCSCコンポーネントの情報を,リポジトリを通じて一つにまとめることができます。そして,開発環境と同じマシンに,作成したHCSCコンポーネントのテスト・デバッグを実施するためのテスト環境を構築できます。テスト環境は,テストに必要な簡易的な環境で,一括構築できます。開発環境とテスト環境との関係を次の図に示します。

図1-3 開発環境とテスト環境との関係

[図データ]

開発環境とテスト環境も,図1-3に示す場合と同様の流れを経て運用します。

  1. 開発環境でHCSCコンポーネントを作成します。
  2. テスト環境を構築します(HCSC簡易セットアップ機能を使うことで,HCSCサーバのセットアップや,システムの構成が定義できます)。テスト環境の構築時にも,本番用の実行環境を想定します。
  3. テスト環境からリポジトリをエクスポートし,テスト環境で定義したシステム構成定義を開発環境にインポートします。このシステム構成定義を基に,システム構成のどこに配備するかを定義し更新します(配備定義)。
  4. 開発環境で定義した配備定義を含むリポジトリをエクスポートし,テスト環境にインポートします。この配備定義を基に,テスト環境にコンポーネントを配備します。

この場合のような環境間の情報の受け渡しにも,リポジトリを使用します。開発環境とテスト環境は同じマシンに構築されるため,媒体を使用しないで情報を受け渡しできます。また,テスト環境で使用したリポジトリは,本番用のシステム構成定義に合わせて配備定義をし直し,本番用の運用環境および実行環境で使用します。