Cosminexus サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド

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1.1.3 開発環境・実行環境・運用環境の関係

開発環境,実行環境,運用環境をそれぞれ異なるマシンに構築します。

開発環境にはuCosminexus Service ArchitectとEclipseを,実行環境にはuCosminexus Service Platformを,運用環境にはuCosminexus OperatorとEclipseをインストールします。

運用環境は,システム内に一つだけ構築します。また,運用の変更に対応するためにも運用環境と実行環境は,異なるマシンに構築しておくことを推奨します。

なお,運用環境から実行環境を操作する場合,Management Serverを経由します。Management Serverは,運用管理の対象となるサーバを一括管理するものです。HCSCサーバ(実行環境)を構築したマシンには,必ずManagement Serverを配置します。Management Serverの機能の詳細については,マニュアル「Cosminexus 機能解説」のManagement Serverの機能に関する内容を参照してください。

また,運用環境から実行環境を操作するには,リポジトリというデータモデルが必要です。

Cosminexus サービスプラットフォームを構成する環境を次の図に示します。

図1-2 Cosminexus サービスプラットフォームを構成する環境

[図データ]

これらの環境は,相互に連携してサービスの統合環境を実現しています。各環境は,環境構築後,次に示す流れを経て実際に運用できるようになります。

  1. 開発環境でHCSCコンポーネントを作成します。
  2. 運用環境で,HCSCサーバをセットアップし,システムの構成を定義します。
  3. 運用環境からリポジトリをエクスポートし,運用環境で定義したシステム構成定義を開発環境にインポートします。このシステム構成定義を基に,システム構成のどこに配備するかを定義して更新します(配備定義)。
  4. 開発環境で定義した配備定義を含むリポジトリをエクスポートし,運用環境にインポートします。この配備定義を基に,運用環境から実行環境にコンポーネントを配備します。

環境間の情報の受け渡しには,環境間で共有する情報を格納したリポジトリを使用します。リポジトリは媒体を経由して,ZIPファイル形式で保存したり,読み込んだりします。