Cosminexus サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド
開発環境,実行環境,運用環境をそれぞれ異なるマシンに構築します。
開発環境にはuCosminexus Service ArchitectとEclipseを,実行環境にはuCosminexus Service Platformを,運用環境にはuCosminexus OperatorとEclipseをインストールします。
運用環境は,システム内に一つだけ構築します。また,運用の変更に対応するためにも運用環境と実行環境は,異なるマシンに構築しておくことを推奨します。
なお,運用環境から実行環境を操作する場合,Management Serverを経由します。Management Serverは,運用管理の対象となるサーバを一括管理するものです。HCSCサーバ(実行環境)を構築したマシンには,必ずManagement Serverを配置します。Management Serverの機能の詳細については,マニュアル「Cosminexus 機能解説」のManagement Serverの機能に関する内容を参照してください。
また,運用環境から実行環境を操作するには,リポジトリというデータモデルが必要です。
Cosminexus サービスプラットフォームを構成する環境を次の図に示します。
図1-2 Cosminexus サービスプラットフォームを構成する環境
これらの環境は,相互に連携してサービスの統合環境を実現しています。各環境は,環境構築後,次に示す流れを経て実際に運用できるようになります。
環境間の情報の受け渡しには,環境間で共有する情報を格納したリポジトリを使用します。リポジトリは媒体を経由して,ZIPファイル形式で保存したり,読み込んだりします。
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