Hitachi Web Server
バーチャルホストでなく,1台のサーバマシンで複数のWebサーバを運用する場合,各Webサーバでhttpsd.confの準備などの環境設定が必要です。この環境設定を補助するのがhwsservereditユティリティです。
hwsserveredit {-add|-delete|-check} サーバ名 |
各サーバのサーバ名を決定してから,hwsservereditユティリティを実行します。"HWS1"というサーバ名の場合は,次を指定します。
hwsserveredit -add HWS1 |
hwsservereditユティリティは,インストール時に作成されているserversディレクトリの下に,ディレクトリとファイルを作成します。また,Windows版の場合,ディレクトリとファイルの作成と同時に,サーバ名を使用してサービスを登録します。
次にディレクトリとファイルの構成を示します。
+httpsd └servers └HWS1 ├conf │ └httpsd.conf └logs
作成されたリソースのうち,httpsd.confのディレクティブ値を変更してください。
複数環境を生成する場合には,次のディレクティブの設定値を,ほかの環境と競合しないように変更してください。
UNIX版の場合は,更に次のディレクティブの設定値を,環境に合わせて変更してください。
そのほかのディレクティブは,hwsservereditユティリティによって,変更しなくても起動できるように設定されています。運用に応じて必要があれば変更してください。
なお,各ディレクティブの詳細については,「6.2 ディレクティブの詳細」を参照してください。
次の方法でサーバを起動してください。
/opt/hitachi/httpsd/sbin/httpsd -f servers/HWS1/conf/httpsd.conf
"インストール先ディレクトリ\httpsd.exe" -n HWS1 -k start
複数サーバ環境を設定する場合は,(a)から(c)の操作を繰り返してください。
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