2.　システムの運用監視

この章では，システムの運用監視について説明します。

運用開始後のシステムで，システムの稼働状況やトランザクション情報などを適宜確認して，安定した稼働状態を保っていくための運用作業のことを，システムの運用監視といいます。運用監視は，運用管理コマンド（mngsvrutil），およびサーバ管理コマンドで実行できます。

このほか，Cosminexusで構築したシステムでは，J2EEサーバまたはSFOサーバでのリソースの使用率または使用数を基にリソース枯渇を監視して推移をログに出力したり，CTMの稼働統計情報を収集したりできます。これらの情報を監視することで，システムの安定稼働を図ります。

＜この章の構成＞

2.1　運用監視作業の概要

2.2　論理サーバのステータスの監視

2.3　稼働情報の監視（稼働情報ファイル）

2.4　稼働情報の監視（運用管理コマンド）

2.5　リソース枯渇の監視

2.6　CTMの稼働統計情報の確認

2.7　トランザクション情報の確認