Cosminexus システム構築ガイド

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16.3 障害監視の設定

この節では,JP1/IMの統合コンソールまたは統合スコープから,Cosminexusシステムで発生した障害を監視するための設定について説明します。

まず,次の表に示すサーバおよびクライアントに,障害監視に必要なJP1の製品またはCosminexusの製品の構成ソフトウェアをインストール,セットアップしておいてください。なお,JP1/IMと連携する場合のシステム構成については,マニュアル「Cosminexus 機能解説」のシステムの集中監視に必要なプログラムに関する説明を参照してください。

表16-2 障害監視に必要な製品または構成ソフトウェア

サーバ/クライアント 製品/構成ソフトウェア
J2EEサーバ
  • Cosminexus Component Container
  • JP1/Base
Cosminexusの運用管理サーバ
  • JP1/Base
JP1統合運用管理サーバ
  • JP1/Base
  • JP1/IM - Central Console※1
  • JP1/IM - Central Scope※1※2
運用管理クライアント
  • JP1/IM - View

注※1 JP1/IM - Central ConsoleとJP1/IM - Central ScopeはJP1 Version 7iの製品です。JP1 Version 8の場合,この二つの製品はJP1/IM - Managerに統合され,内部コンポーネントとして提供されています。JP1 Version 8を使用する場合は,JP1/IM - Central ConsoleとJP1/IM - Central ScopeをJP1/IM - Managerに置き換えてお読みください。

注※2 JP1/IMの統合スコープで監視する場合に必要です。統合コンソールだけで監視する場合は必要ありません。


障害監視の設定手順を次に示します。

  1. Cosminexusの運用管理サーバで,次の作業を実施します。
    • CosminexusのJP1イベント発行の設定(16.3.1参照)
    • JP1/Baseのイベントサーバ名の設定(16.3.2参照)
  2. JP1統合運用管理サーバで,次の作業を実施します。
    • JP1/Baseの構成定義の作成(16.3.3参照)
  3. J2EEサーバで,次の作業を実施します。
    • JP1/Baseのイベントサーバ名の設定(16.3.2参照)
<この節の構成>
16.3.1 CosminexusのJP1イベント発行の設定
16.3.2 JP1/Baseのイベントサーバ名の設定
16.3.3 JP1/Baseの構成定義の作成