Cosminexus システム構築ガイド

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16.2 監視ツリーの自動生成の設定

この節では,JP1/IMの統合スコープに表示するCosminexus用の監視ツリーを自動生成するための設定について説明します。

まず,次の表に示すサーバおよびクライアントに,監視ツリーの自動生成に必要なJP1の製品またはCosminexusの製品の構成ソフトウェアをインストール,セットアップしておいてください。なお,JP1/IMと連携する場合のシステム構成については,マニュアル「Cosminexus 機能解説」のシステムの集中監視に必要なプログラムに関する説明を参照してください。

表16-1 監視ツリーの自動生成に必要な製品または構成ソフトウェア

サーバ/クライアント 製品/構成ソフトウェア
J2EEサーバ
  • Cosminexus Component Container
  • Cosminexus Manager
Cosminexusの運用管理サーバ
  • Cosminexus Manager
  • JP1/Base
JP1統合運用管理サーバ
  • JP1/Base
  • JP1/IM - Central Console
  • JP1/IM - Central Scope
運用管理クライアント
  • JP1/IM - View

注※ JP1/IM - Central ConsoleとJP1/IM - Central ScopeはJP1 Version 7iの製品です。JP1 Version 8の場合,この二つの製品はJP1/IM - Managerに統合され,内部コンポーネントとして提供されています。JP1 Version 8を使用する場合は,JP1/IM - Central ConsoleとJP1/IM - Central ScopeをJP1/IM - Managerに置き換えてお読みください。


Cosminexus用の監視ツリーを自動生成するための手順を次に示します。

  1. Cosminexusの運用管理サーバで,次の作業を実施します。
    • Cosminexusアダプタコマンドのセットアップ(16.2.1参照)
    • Cosminexusアダプタコマンドの実行環境の設定(16.2.2参照)
    • Management Serverでの環境設定(16.2.3参照)
  2. JP1統合運用管理サーバで,次の作業を実施します。
    • JP1/Baseの構成定義の作成(16.2.4参照)
  3. 運用管理クライアントで,次の作業を実施します。
    • 監視ツリーの自動生成(16.2.5参照)
<この節の構成>
16.2.1 Cosminexusアダプタコマンドのセットアップ
16.2.2 Cosminexusアダプタコマンドの実行環境の設定
16.2.3 Management Serverでの環境設定
16.2.4 JP1/Baseの構成定義の作成
16.2.5 監視ツリーの自動生成