Cosminexus システム構築ガイド

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16.2.2 Cosminexusアダプタコマンドの実行環境の設定

Cosminexusアダプタコマンドを実行するための環境は,Management Serverの運用管理コマンドであるmngsvrutilコマンドのクライアント側定義ファイル(.mngsvrutilrc)に設定します。

Cosminexusの運用管理サーバで,OSユーザ(SYSTEMユーザ)のホームディレクトリ(UNIXの場合は,JP1/Baseを起動したOSユーザのホームディレクトリ)に,クライアント側定義ファイルを作成して,次のパラメタを指定します。

クライアント側定義ファイルは,mngsvrutilコマンドのオプションのデフォルト値を設定するファイルです。なお,mngsvrutilコマンドの実行環境を変更したい場合は,Management Serverの運用管理コマンドであるmngsvrutilコマンドのサーバ側定義ファイル(mngsvrutil.properties)で変更します。

コマンドおよびファイルについては,マニュアル「Cosminexus リファレンス コマンド編」,またはマニュアル「Cosminexus リファレンス 定義編」を参照してください。

参考
クライアント側定義ファイルはクライアントごとに個別のデフォルト値を設定する場合に使用します。すべてのクライアント共通のデフォルト値を設定したい場合は,クライアント側共通設定ファイル(mngsvrutilcl.properties)を使用してください。なお,両方のファイルを使用している場合は,クライアント側定義ファイルが適用されます。クライアント側共通設定ファイルは読み込まれません。