Cosminexus 簡易構築・運用ガイド
Cosminexus DABroker Libraryを使用してOracleに接続する場合の設定について説明します。なお,データベースとしてOracleを使用する場合は,Oracleをインストールして初期設定を済ませておいてください。詳細については,Oracleのマニュアルを参照してください。Cosminexus DABroker Libraryの設定については,「付録I Cosminexus DABroker Libraryの設定(Windowsの場合)」,または「付録J Cosminexus DABroker Libraryの設定(UNIXの場合)」を参照してください。
ここでは,Cosminexus DABroker Libraryを使用して,OracleでJ2EEリソースを扱う場合に必要な次の設定について説明します。
次の環境変数を設定する必要があります。
japanese_japan.ja16sjis Japanese_Japan.UTF8
Oracleへの接続でグローバルトランザクションを使用する場合には,Oracleの接続ユーザにトランザクションリカバリを行うための権限を付与する必要があります。
次に,Oracle 9.2.0で権限を付与する場合の例を示します。なお,権限を付与する方法の詳細については,Oracleのマニュアルを参照してください。
必要に応じて,Oracleのタイムアウトを設定してください。タイムアウトは,Oracleのサーバ定義のDISTRIBUTED_LOCK_TIMEOUTパラメタに設定します。
なお,このほか,XAOpenStringのSesTmパラメタの設定がタイムアウトに影響します。このパラメタは,チューニングできません。
詳細については,マニュアル「Cosminexus システム設計ガイド」,およびOracleのマニュアルを参照してください。
Oracleに接続するユーザは,動的パフォーマンスビューの参照権を持っている必要があります。次のどちらかの方法でOracleに接続するユーザに動的パフォーマンスビューの参照権を設定してください。
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