Cosminexus 簡易構築・運用ガイド

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11.2.2 サービスユニット単位の一括起動と一括停止

一括起動をするにはcmx_start_targetコマンドを,一括停止をするにはcmx_stop_targetコマンドを使用します。特定のサービスユニットを一括起動したり,一括停止したりするには,これらのコマンドを使用するときに,-unitオプションにサービスユニット名を指定します。

ここでは,特定のサービスユニットだけを,一括起動および一括停止する手順について説明します。

<この項の構成>
(1) 一括起動
(2) 一括停止

(1) 一括起動

特定のサービスユニットを一括で起動するときの手順を次に示します。

リソースアダプタが停止している場合は,サービスユニットを起動したあとで,開始する必要があります。リソースアダプタを開始するには,cjstartrarコマンドを使用します。リソースアダプタの開始については,「10.8.2 リソースアダプタのインポートと開始」を参照してください。

cmx_start_targetコマンドの-modeオプションにALLを指定して,サービスユニット「unit1」を稼働状態で起動します。

Windowsの場合
 
<Cosminexusインストールディレクトリ>\manager\bin\cmx_start_target -m 192.168.100.11 -u cosmi_admin -p cosmi_admin_passwd -mode ALL -s MyWebSystem -unit unit1
 

UNIXの場合
 
# /opt/Cosminexus/manager/bin/cmx_start_target -m 192.168.100.11 -u cosmi_admin -p cosmi_admin_passwd -mode ALL -s MyWebSystem -unit unit1
 
参考
Smart Composer機能のコマンドでも,リソースアダプタの一括開始ができます。ただし,Smart Composer機能のコマンドでリソースアダプタを開始するには,Smart Composer機能のコマンドを使用してリソースアダプタをデプロイしておく必要があります。Smart Composer機能のコマンドを使用したリソースアダプタのデプロイについては,「6.11.2(3) Smart Composer機能のコマンドを使用したリソースアダプタのインポートと一括開始」を参照してください。
リソースアダプタの一括開始には,cmx_start_resourceコマンドを使用します。コマンドの詳細については,「12.3 コマンドの詳細」を参照してください。

(2) 一括停止

特定のサービスユニットを一括で停止するときの手順を次に示します。

cmx_stop_targetコマンドを使用して,サービスユニット「unit1」を停止状態にします。停止状態にするには,-modeオプションに「ALL」を指定します。

Windowsの場合
 
<Cosminexusインストールディレクトリ>\manager\bin\cmx_stop_target -m 192.168.100.11 -u cosmi_admin -p cosmi_admin_passwd -mode ALL -s MyWebSystem -unit unit1
 

UNIXの場合
 
# /opt/Cosminexus/manager/bin/cmx_stop_target -m 192.168.100.11 -u cosmi_admin -p cosmi_admin_passwd -mode ALL -s MyWebSystem -unit unit1
 
参考
Smart Composer機能のコマンドでも,リソースアダプタの一括停止ができます。ただし,Smart Composer機能のコマンドでリソースアダプタを停止するには,Smart Composer機能のコマンドを使用してリソースアダプタをデプロイしておく必要があります。Smart Composer機能のコマンドを使用したリソースアダプタのデプロイについては,「6.11.2(3) Smart Composer機能のコマンドを使用したリソースアダプタのインポートと一括開始」を参照してください。
リソースアダプタの一括停止には,cmx_stop_resourceコマンドを使用します。コマンドの詳細については,「12.3 コマンドの詳細」を参照してください。