Cosminexus 簡易構築・運用ガイド

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10.6 DB ConnectorのConnector属性ファイルの編集

DB Connectorを使用してデータベースに接続するバッチアプリケーションを開発している場合,バッチサーバでDB Connectorの設定が必要になります。DB Connectorを使用する場合,システムを起動する前にConnector属性ファイルを編集できます。

ここでは,DBConnector_HiRDB_Type4_CP.rarを使用した場合の,DB ConnectorのConnector属性ファイルの取得,および編集手順を例に使用して説明します。DBConnector_HiRDB_Type4_CP.rar以外のRARファイルを使用する場合は,利用するDB ConnectorのRARファイルに読み替えてください。ただし,バッチサーバの場合,グローバルトランザクションは使用できないため,グローバルトランザクション用のRARファイルは使用できません。なお,バッチサーバで使用できるRARファイルについては,マニュアル「Cosminexus システム構築ガイド」のリソースアダプタの設定に関する説明を参照してください。

Connector属性ファイルの編集手順について次に示します。

  1. Connector属性ファイルを取得します。
    DB Connectorについては,CosminexusがConnector属性ファイルのテンプレートファイルを提供しています。次の場所からテンプレートファイルを取得してください。
    Windowsの場合
    <Cosminexusのインストールディレクトリ>\CC\admin\templates
    UNIXの場合
    /opt/Cosminexus/CC/admin/templates
    DBConnector_HiRDB_Type4_CP.rarを使用する場合,DBConnector_HiRDB_Type4_CP_cfg.xmlを取得します。
    Cosminexusが提供しているConnector属性ファイルのテンプレート,およびテンプレートファイルに関する注意事項については,マニュアル「Cosminexus リファレンス 定義編」を参照してください。
  2. Connector属性ファイルを編集します。
    取得したConnector属性ファイルを任意の場所に保存します。ここでは,Connector属性ファイルを,MyDBConnectorAttr.xmlの名前で保存します。
    保存したConnector属性ファイルで,データベースへの接続の設定など必要な項目を編集してください。
    なお,バッチサーバの場合,リソースへのルックアップには,ユーザ指定名前空間機能を使用してリソースアダプタをルックアップしてください。ユーザ指定名前空間機能での任意のルックアップ名称は,Connector属性ファイルで設定します。

Connector属性ファイルを編集したあとのDB Connectorのデプロイ手順については,「10.8.2 リソースアダプタのインポートと開始」を参照してください。