Cosminexus 簡易構築・運用ガイド

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7.6.1 WebサーバとJ2EEサーバを同じサーバマシンに配置したシステムのスケールイン

7.5.1 WebサーバとJ2EEサーバを同じサーバマシンに配置したシステムのスケールアウト」,および「7.5.4 論理ユーザサーバを使用したシステムのスケールアウト」で追加したサービスユニットを削除する場合を例にして,説明しています。このため,削除するサービスユニット名は「unit3」となります。

注意
Webシステムの構成を変更するとWebシステムが動作するために必要なリソースも変更する必要があります。Webシステムが動作するために必要なリソースの見積もりについては,「5.1 使用リソースの見積もり」を参照してください。
  1. サービスユニットを削除します。
    削除するサービスユニットを停止して,システムの情報モデルから削除します。なお,削除するサービスユニットは実行中のリクエストの処理を完了してから停止します。
    ここでは次の内容を実施しています。
    • cmx_stop_targetコマンドを使用して,削除するサービスユニット「unit3」を一括停止します。このとき,コマンドの-modeオプションで「ALL」を指定して,停止状態にします。
    • cmx_delete_systemコマンドを使用して,サービスユニット「unit3」を削除します。なお,このコマンドを実行すると,Management Serverに登録されたシステムの情報モデルと負荷分散機に設定した情報は削除されます。
    Windowsの場合
     
    <Cosminexusインストールディレクトリ>\manager\bin\cmx_stop_target -m 192.168.100.100 -u cosmi_admin -p cosmi_admin_passwd -mode ALL -s MyWebSystem -unit unit3
     
    <Cosminexusインストールディレクトリ>\manager\bin\cmx_delete_system -m 192.168.100.100 -u cosmi_admin -p cosmi_admin_passwd -s MyWebSystem -unit unit3
     
    UNIXの場合
     
    # /opt/Cosminexus/manager/bin/cmx_stop_target -m 192.168.100.100 -u cosmi_admin -p cosmi_admin_passwd -mode ALL -s MyWebSystem -unit unit3
     
    # /opt/Cosminexus/manager/bin/cmx_delete_system -m 192.168.100.100 -u cosmi_admin -p cosmi_admin_passwd -s MyWebSystem -unit unit3
     
    cmx_delete_systemコマンドについて
    J2EEサーバやWebサーバの環境削除などのアンセットアップを実行しません。cmx_delete_systemコマンドの詳細については,「12.3 コマンドの詳細」の「cmx_delete_system」を参照してください。
 
参考
Webシステムを削除して,Webシステム単位でもスケールインできます。この場合は,cmx_stop_targetコマンドおよびcmx_delete_systemコマンドで,削除対象のWebシステムを指定します。各コマンドの詳細については,「12.3 コマンドの詳細」の「cmx_stop_target」および「cmx_delete_system」を参照してください。
注意
cmx_delete_systemコマンドを実行すると,Management Serverに登録された論理ユーザサーバも同時に削除されます。論理ユーザサーバを削除したくないときは,cmx_delete_serverrefコマンドで論理ユーザサーバと削除対象のサービスユニットの関連を削除したあとに,cmx_delete_systemコマンドを実行してください。