Cosminexus 簡易構築・運用ガイド

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6.12 チューニング

チューニングでは,システムのパフォーマンスを生かす最適の設定を見つける作業(パフォーマンスチューニング)を実施します。構築した環境で,実際にJ2EEアプリケーションに負荷を掛けながら,スループット,レスポンス時間,CPU時間などの性能メトリックの相関が適切かどうか多角的に検証し,パラメタの調整やボトルネックの調査,解消によってパフォーマンスを向上させていきます。パフォーマンスチューニングの詳細については,マニュアル「Cosminexus システム設計ガイド」のパフォーマンスチューニングに関する説明を参照してください。

ここでは,簡易構築定義ファイルのパラメタだけを編集する場合のチューニングの手順,およびリソースアダプタまたはJ2EEアプリケーションの設定変更を伴う場合のチューニングの手順について説明します。

なお,パラメタを変更するとシステムが動作するために必要なリソースも変更する必要があります。システムが動作するために必要なリソースの見積もりについては,「5.1 使用リソースの見積もり」を参照してください。

<この節の構成>
6.12.1 簡易構築定義ファイルのパラメタだけを編集する場合のチューニング
6.12.2 リソースアダプタまたはJ2EEアプリケーションの設定変更を伴う場合のチューニング