Cosminexus 簡易構築・運用ガイド

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6.6.1 環境変数の設定

運用管理サーバでは,次の表に示す環境変数を設定します。なお,Windowsで,システム環境変数を設定した場合は,OSを再起動する必要があります。

表6-6 運用管理サーバに設定する環境変数と設定値(Windowsの場合)

環境変数名 設定値 備考
PATH
  • <Cosminexusのインストールディレクトリ>\jdk\bin
  • <Cosminexusのインストールディレクトリ>\TPB\bin
  • <Cosminexusのインストールディレクトリ>\PRF\bin
  • <ProgramFiles>\Common Files\Hitachi※1
  • <sshコマンドを格納したパス>※2
TPDIR <Cosminexusのインストールディレクトリ>\TPB Cosminexus TPBrokerのインストールディレクトリを設定します。
VBROKER_ADM <Cosminexusのインストールディレクトリ>\TPB\adm ログ出力先などの管理ディレクトリを設定します。
PRFSPOOL <Cosminexusのインストールディレクトリ>\PRF\spool 必要に応じて,パフォーマンストレーサの実行環境ディレクトリを設定します。
TZ JST-9 タイムゾーンを設定します。

注※1
<ProgramFiles>\Common Files\Hitachiは,デフォルトではインストーラによってシステム環境変数に設定されます。なお,<ProgramFiles>は,通常,システム環境変数%ProgramFiles%に設定されているディレクトリのことです。

注※2
負荷分散機にBIG-IP 1500を使用する場合に設定してください。

表6-7 運用管理サーバに設定する環境変数と設定値(UNIXの場合)

環境変数名 設定値 備考
LIBPATH
(AIXの場合)

  • /opt/Cosminexus/TPB/lib
  • /opt/Cosminexus/PRF/lib
  • /opt/hitachi/common/lib
LD_LIBRARY_PATH
(HP-UX,Linuxの場合,またはSolarisの場合)
CSCCFJ_SERVER_HOME /opt/Cosminexus/CC Cosminexus Component Containerのインストールディレクトリを設定します。
PATH
  • /opt/Cosminexus/jdk/bin
  • /opt/Cosminexus/TPB/bin
  • /opt/Cosminexus/PRF/bin
  • /bin
  • <sshコマンドを格納したパス>
TPDIR /opt/Cosminexus/TPB Cosminexus TPBrokerのインストールディレクトリを設定します。
VBROKER_ADM /opt/Cosminexus/TPB/adm ログ出力先などの管理ディレクトリを設定します。
PRFSPOOL /opt/Cosminexus/PRF/spool 必要に応じて,パフォーマンストレーサの実行環境ディレクトリを設定します。
TZ JST-9 タイムゾーンを設定します。

注※
負荷分散機にBIG-IP 1500を使用する場合に設定してください。

 

AIXの場合は,表6-7に示す環境変数とは別に,AIX固有の環境変数を設定する必要があります。AIX固有の環境変数については,「6.5.1 環境変数の設定」を参照してください。