Cosminexus 簡易構築・運用ガイド
ここでは,Windows Vistaで,Cosminexusを使用してアプリケーションサーバを構築,運用する場合の注意事項について説明します。なお,システムドライブをCドライブとして説明します。
Cosminexusが提供するコマンドは,管理者特権で実行する必要があります。Cosminexusが提供するコマンドは,「管理者:コマンドプロンプト」で実行してください。
「管理者:コマンドプロンプト」は,Windows Vistaで提供されている機能を使用して起動してください。起動方法の例を次に示します。
Cosminexusが提供する定義ファイルは,管理者特権で更新する必要があります。管理者特権のないユーザが定義ファイルを更新しても,C:\Program Files以下のディレクトリにある定義ファイルは更新されません。管理者特権のないユーザが更新したファイルは,次に示すディレクトリ以下に保存されます。
C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\VirtualStore
なお,アプリケーションサーバは管理者特権で起動されるため,管理者特権のないユーザが更新した定義ファイルの内容は無視されます。
Windows VistaでサポートされたJIS X0213:2004の第三水準および第四水準の文字の一部には,Unicodeの補助文字が含まれます。Unicodeの補助文字とは,基本多言語面以外の文字(UnicodeのコードポイントがU+10000〜U+10FFFFの範囲の文字)のことです。UTF-16エンコーディングでは,サロゲートペアとして表されます。
Unicodeの補助文字を使用する場合の注意事項を次に示します。
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