JP1 Version 8 JP1/Script(UNIX(R)用)
+=演算子(加算)(変数と式の和を変数に代入する)
機能
変数の値と式の値を加算し,その和を変数に代入します。
形式
Result += Expression
指定項目
Result
結果を受け取る変数名を指定します。
Expression
任意の式を指定します。
説明
変数Resultの値と式Expressionの値を加算し,その和を演算結果として変数Resultに代入します。式の形式と+=演算子で行われる演算を次に示します。
式の形式 | 行われる演算 |
---|---|
両方の値が文字列 | 文字列連結 |
両方の値が数値 | 加算 |
両方の値が数値だけから成る文字列 | 加算 |
一方の値が数値,他方が文字列 | 文字列連結 |
一方の値が文字列,他方が数値だけから成る文字列 | 文字列連結 |
一方の値が数値,他方が数値だけから成る文字列 | 加算 |
両方の値がEmpty値のときは,変数Resultには数値0が代入されます。変数ResultがEmpty値,または未定義のときは,式Expressionの値がそのまま変数Resultに代入されます。式Expressionの値がEmpty値のときは,変数Resultの値は変わりません。
例
' 変数result1には"ABCDEF"が格納される。 result1 = "ABC" result1 += "DEF" ' 変数result2には11が格納される。 result2 = 10 result2 += 1 ' 変数result3には1が格納される。 Dim result3 result3 += 1
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