JP1 Version 8 JP1/Script(UNIX(R)用)
DeleteFile(ファイルを削除する)
機能
ファイルを削除します。JP1/Script 07-51以降では,ラージファイルが使用できます。
形式
DeleteFile ( PathName 〔, Option〕 )
指定項目
PathName
削除するディレクトリ,またはファイルのフルパスを文字列,または値を格納した変数名で指定します。ファイル名にワイルドカードを指定することもできます。
指定されたディレクトリ名が複数ディレクトリにわたっている場合は,指定された文字列の末尾に該当するディレクトリが削除の対象になり,上位ディレクトリは対象になりません。
Option
オプションを次の値で指定します。
値 | 意味 |
---|---|
ExclDir | PathNameで指定したディレクトリ下のファイルだけを削除し,ディレクトリは残します。 |
説明
指定したディレクトリ,またはファイルを削除します。オプションが省略された場合,ディレクトリの中身が空ではなくても,中身ごとディレクトリを削除します。オプションにExclDirが指定されている場合は,指定したディレクトリ下のファイルだけを削除します。
コマンドが正常に実行された場合は真(True)を,エラーが発生した場合は偽(False)を,コマンドの実行結果として返します。
ただし,「指定したファイルが見つからない」(_ERR_FILE_予約変数と等しい値)エラーが発生した場合は,常に真(True)を返します。
例
' 一時ディレクトリ下のファイル"tempfile.tmp"を削除する。 DeleteFile ( _TEMP_+"tempfile.tmp" ) ' 一時ディレクトリ下の拡張子が".tmp"であるファイルを削除する。 DeleteFile ( _TEMP_+"*.tmp" ) ' 一時ディレクトリ下のすべてのファイルを削除し,一時ディレクトリは残す。 DeleteFile ( _TEMP_ ,ExclDir )
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