JP1 Version 8 JP1/Script(UNIX(R)用)

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

TextClose(テキストファイルをクローズする)

機能

テキスト形式ファイルをクローズします。JP1/Script 07-51以降では,ラージファイルが使用できます。

形式

TextClose ( 〔FileId〕 )

指定項目

FileId

ファイル識別子を数値,または値を格納した変数名で指定します。

このファイル識別子は,TextOpenコマンドで実行結果として返される値です。

この値は省略できます。省略した場合,オープン中のファイルをすべてクローズします。また,この値が0の場合も,オープン中のファイルをすべてクローズします。

説明

指定したファイル識別子のテキスト形式ファイルをクローズします。コマンドが正常に実行された場合は真(True)を,エラーが発生した場合は偽(False)を,コマンドの実行結果として返します。

' _BIN_+ABC.TXTファイルと_TEMP_+Backup.TXTファイルをオープンする。
Dim  file1 ,file2
file1 = TextOpen ( _BIN_+"ABC.TXT" ,ReadOnly )
If  file1 = 0  Then
  Message( Target_DispOn, "実行結果", _BIN_+"ABC.TXTのオープンに失敗" )
  Exit
End
file2 = TextOpen ( _TEMP_+"Backup.TXT" ,Create )
If  file2 = 0  Then
  Message( Target_DispOn, "実行結果",_TEMP_+"Backup.TXTのオープンに失敗" )
  TextClose ( file1 )
  Exit
End
 
' _BIN_+ABC.TXTファイルの1レコードを_TEMP_+Backup.TXTファイルにコピーする。
Dim  buff1
If  TextRead ( file1 ,buff1 )  Then
  TextWrite ( file2 ,buff1 )
End
TextClose ( file1 )
TextClose ( file2 )