JP1 Version 8 JP1/Script(UNIX(R)用)

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GetTimeCount(二つの時刻の経過時間を取得する)

機能

指定した二つの時刻の経過時間を取得します。

形式

GetTimeCount ( StartTime , EndTime 〔, UnitofTime〕 )

指定項目

StartTime

経過時間を求めるときの開始時刻をhh:mm:ssの形式で指定します。

hhに存在しない不正な値を指定した場合は,エラーになります。

mmとssに存在しない不正な値を指定した場合は,存在する時刻に置き換えて結果を返します。例えば,19:00:61(存在しない時刻)を指定した場合,19:01:01(存在する時刻)に置き換えます。

EndTime

経過時間を求めるときの終了時刻をhh:mm:ssの形式で指定します。

StartTimeと同様に,mmとssに存在しない不正な値を指定した場合は,存在する時刻に置き換えます。

UnitofTime

取得する経過時間の単位を次の値で指定します。この値は省略できます。省略した場合,SecondUを仮定します。

意味
HourU 時の単位で取得します。 開始時刻が9:00:00で,終了時刻が10:00:00である場合は1になり,終了時刻が9:59:59である場合は0になります。
MinuteU 分の単位で取得します。 開始時刻が9:10:00,終了時刻が9:11:00である場合は1になり,終了時刻が9:10:59である場合は0になります。
SecondU 秒の単位で取得します。

説明

指定した二つの時刻の経過時間を取得し,コマンドの実行結果として返します。StartTimeで指定され時刻がEndTimeで指定した時刻よりもあとの時刻である場合,経過時間は負の値になります。

' 9:10:30から10:09:20までの経過時間を時,分,秒の単位で求める。
Dim  time1 ,time2 ,hBuff ,mBuff ,sBuff
time1 = "9:10:30"
time2 = "10:09:20"
 
' hBuffには0,mBuffには58,sBuffには3530が格納される。
hBuff = GetTimeCount ( time1 ,time2 ,HourU )
mBuff = GetTimeCount ( time1 ,time2 ,MinuteU )
sBuff = GetTimeCount ( time1 ,time2 ,SecondU )