JP1 Version 8 JP1/Script(UNIX(R)用)
CalcDate(指定した日付に加算減算を行う)
機能
指定した年数,月数,日数を,指定した日付に足したり,指定した日付から引いたりして求めた日付を返します。
形式
CalcDate ( Date , Calc , 〔Years〕 , 〔Months〕 〔, Days〕 )
指定項目
Date
日付をyyyy/mm/ddの形式で指定します。
yyyyに0〜69の整数値を指定すると,2,000〜2,069に読み替えられます。
mmに存在しない不正な値を指定した場合は,エラーになります。
ddに存在しない不正な値を指定した場合は,存在する日付に置き換えます。例えば,1999/12/32(存在しない日付)を指定した場合,2000/01/01(存在する日付)に置き換えます。
Calc
演算方法を次の値で指定します。
値 | 意味 |
---|---|
Minus | Dateで指定した日付から,Years,Months,Days で指定した年数,月数,日数を引いた日付を返します(減算)。 |
Plus | Dateで指定した日付に,Years,Months,Days で指定した年数,月数,日数を足した日付を返します(加算)。 |
Years
年数を0以上の数値,または値を格納した変数名で指定します。
この値は省略できます。省略した場合,0を仮定します。
Months
月数を0以上の数値,または値を格納した変数名で指定します。
この値は省略できます。省略した場合,0を仮定します。
Days
日数を0以上の数値,または値を格納した変数名で指定します。
この値は省略できます。省略した場合,0を仮定します。
説明
指定した年数,月数,日数を,指定した日付に足したり,指定した日付から引いたりして求め,yyyy/mm/ddの日付の形式で返します。
求めた日付が存在しない日付になった場合,その日付以降の存在する日付を返します。例えば,求めた日付が1999/02/29(存在しない日付)になった場合,1999/03/01(存在する日付)を返します。
エラーが発生した場合は,長さ0の文字列("")を返します。
例
' 本日から10日前の日付を表示する。 Dim result result = CalcDate ( Date() ,Minus , , ,10 ) Message( Target_DispOn, "実行結果","今日から10日前は"+result+"です。" )
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