JP1 Version 8 JP1/Script(UNIX(R)用)
スクリプト実行の終了コードは,Exitコマンドで設定します。Exitコマンドまたはこのコマンドの引数を省略した場合,スクリプト実行の終了コードには「0」が設定されます。Exitコマンドの詳細は,「6.11 その他のコマンド」の「Exit(スクリプトを終了する)」を参照してください。
ただし,スクリプト実行がエラーになった場合は,JP1/Scriptの終了コードを返すことがあります。これらの値は,JP1/Scriptのインストールディレクトリにあるシステム環境ファイル(jp1script.cf)に設定されています。システム環境ファイルに設定されているJP1/Scriptの終了コードを表4-5に示します。
表4-5 システム環境ファイルに設定されているJP1/Scriptの終了コード
値 | デフォルト値 | 意味 |
---|---|---|
AlreadyRun | 16 | 指定されたスクリプトファイルはすでに起動されています。 |
GrammarError | 19 | 文法エラーが発生しました。 |
ExAborterror | 20 | JP1/Scriptのプロセスを中断する実行エラーが発生しました(メモリ不足,未定義の変数を参照しているエラー,プロシージャが見つからないエラー,ステートメントで発生するエラーなど)。 |
Error | 99 | JP1/Scriptのプロセス開始前にエラーが発生しました(指定されたスクリプトファイルが見つからないエラーなど)。 |
21〜32 | 予備 |
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