JP1 Version 8 JP1/Script(UNIX(R)用)

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はじめに

このマニュアルは,次に示すプログラムプロダクトの機能概要と使い方について説明したものです。

対象読者

このマニュアルは,次の方にお読みいただくことを前提に説明しています。

マニュアルの構成

このマニュアルは,次に示す章と付録から構成されています。

第1章 JP1/Scriptの概要
JP1/Scriptの機能概要と特長,JP1/Scriptのプログラム,およびファイルの種類について説明しています。また,JP1/Scriptのシステム構成についても説明しています。

第2章 JP1/Scriptを利用するための準備
JP1/Scriptのインストール,アンインストール方法,およびJP1/Scriptのセットアップについて説明しています。

第3章 JP1/Scriptの操作
Windows上の実行環境ファイルをUNIX上に移行する手順を説明しています。

第4章 JP1/Scriptの規則
JP1/Scriptで使用するスクリプトに関する規則,およびコマンドラインに関する規則について説明しています。

第5章 ステートメント
スクリプトを作成するときに使用できるステートメントについて説明しています。

第6章 基本コマンド
スクリプトを作成するときに使用できる基本コマンドについて説明しています。

第7章 障害発生時の対処方法
JP1/Scriptで発生する障害の対処方法について説明しています。

第8章 メッセージ
JP1/Scriptで表示されるメッセージについて説明しています。

付録A ファイルの出力形式
トレースファイル,およびシステム情報ファイルの出力形式について説明しています。

付録B Windows版JP1/Scriptとの互換性について
Windows版JP1/Scriptと仕様が異なるコマンドについて説明しています。

付録C 用語解説
JP1/Scriptで使用する用語の意味を解説しています。

関連マニュアル

このマニュアルの関連マニュアルを次に示します。必要に応じてお読みください。

JP1 Version 6 JP1/NETM/DM Manager(3000-3-841)

JP1 Version 7i JP1/NETM/DM SubManager(UNIX(R)用)(3020-3-G36)

JP1 Version 7i JP1/NETM/DM Client(UNIX(R)用)(3020-3-G37)

JP1 Version 8 JP1/NETM/DM SubManager(UNIX(R)用)(3020-3-L42)

JP1 Version 8 JP1/NETM/DM Client(UNIX(R)用)(3020-3-L43)

読書手順

このマニュアルは,利用目的に合わせて,章を選択して読むことができます。次の案内に従ってお読みいただくことをお勧めします。

マニュアルを読む目的 記述個所
JP1/Scriptの概要を知りたい JP1/Scriptの概要 1章
JP1/Scriptのインストール方法,およびセットアップ方法について知りたい JP1/Scriptを利用するための準備 2章
Windows上の実行環境ファイルをUNIX上に移行したい JP1/Scriptの操作 3章
JP1/Scriptで使用するスクリプトに関する規則,およびコマンドラインに関する規則について知りたい JP1/Scriptの規則 4章
スクリプトを作成するときに使用できるステートメントについて知りたい ステートメント 5章
JP1/Scriptのコマンドについて知りたい 基本コマンド 6章
JP1/Scriptで発生する障害の対処方法について知りたい 障害発生時の対処方法 7章
メッセージについて知りたい メッセージ 8章
トレースファイル,またはシステム情報ファイルの出力形式について知りたい ファイルの出力形式 付録A
Windows版JP1/Scriptと仕様が異なるコマンドについて知りたい 仕様の相違点 付録B
JP1/Scriptの用語について知りたい 用語解説 付録C

このマニュアルでの表記

このマニュアルで使用する英略語の一覧を示します。

英略語 英字での表記
FD Floppy Disk
IPF Itanium(R) Processor Family
OS Operating System
PC Personal Computer

なお,このマニュアルでは,AIX,HP-UX,Solaris,およびLinuxを総称してUNIXと表記しています。

このマニュアルで使用する記号

このマニュアルで使用する文法の記述記号を,次のように定義します。

記号 記 号 の 意 味
[ ] [ ]で囲まれた項目は省略してもよいことを表します。
(例)
「[A]」は,「必要に応じてAを指定する」ことを示します(必要でない場合は,Aを省略できます)。
「[B|C]」は,「必要に応じてB,またはCを指定する」ことを示します(必要でない場合は,BおよびCを省略できます)。
{ } { }で囲まれた複数の項目の中から,どれか一つを必ず選択することを表します。項目と項目の区切りは「|」で示します。
(例)
「{A|B|C}」は,「A,B,またはCのどれかを必ず指定する」ことを示します。
複数の項目に対して項目間の区切りを示し,「または」を意味します。
(例)
「A|B|C」は,「A,B,またはC」を示します。
記述が省略されていることを示します。この記号の直前に示された項目を繰り返し複数個指定できます。なお,項目を複数指定する場合は,項目の区切りに1バイトの空白文字(半角スペース)を使用します。
(例)
「A B...」は,「Aの後ろに,Bを複数指定できる」ことを示します。

図中で使用する記号

このマニュアルの図中で使用する記号を,次のように定義します。

[図データ]

常用漢字以外の漢字の使用について

このマニュアルでは,常用漢字を使用することを基本としていますが,次に示す用語については,常用漢字以外の漢字を使用しています。

個所(かしょ)

KB(キロバイト)などの単位表記について

1KB(キロバイト),1MB(メガバイト),1GB(ギガバイト),1TB(テラバイト)はそれぞれ1,024バイト,1,0242バイト,1,0243バイト,1,0244バイトです。