JP1/Automatic Job Management System 2 解説

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11.6.2 JP1/AJS2 for Mainframeを使用してメインフレームのジョブスケジューラーと連携する

JP1/AJS2 for Mainframeと連携すると,JP1/AJS2で定義したジョブネットとメインフレームのジョブスケジューラーとを連携させて,JP1/AJS2からメインフレームのジョブネットの定義,実行,監視,操作ができます。

JP1/AJS2 for Mainframeと連携すると,メインフレームのジョブスケジューラーが管理するジョブネットとJP1/AJS2が管理するジョブネットの定義,監視,操作方法を統一し,一元管理できます。そのため,ユーザーがジョブを実行したり監視したりするときの作業負荷を軽減できます。

また,JP1/AJS2 - View for Mainframeを使用すると,メインフレームが管理するサーバリンクジョブで関連づけられている,JP1/AJS2のルートジョブネットを参照することもできます(JP1/AJS2 - Viewが06-71以降の場合)。例えば,JP1/AJS2 - View for Mainframeの[ジョブネットエディタ]ウィンドウで,サーバのジョブネットを表示すると,JP1/AJS2 - Viewの[ジョブネットエディタ]ウィンドウが表示されます。

JP1/AJS2 for Mainframeと連携すると,メインフレーム上に定義したジョブネットやジョブとPC/WS上に定義したジョブネットやジョブとを連動させた処理を実行できます。これによって,メインフレームのジョブスケジューラーが管理するジョブネットとJP1/AJS2が管理するジョブネットの定義,監視,操作方法を統一し,一元管理できるようになります。そのため,ユーザーがジョブを実行したり監視したりするときの作業負荷を軽減できます。

JP1/AJS2 for Mainframeを使ってJP1/AJS2とメインフレームのジョブスケジューラーを連携させると,JP1/AJS2のジョブネットの中からメインフレームの処理を実行させることも,メインフレームのジョブネットの中からJP1/AJS2のジョブネットを実行させることもできます。

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