JP1/Automatic Job Management System 2 解説

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11.5 ERP業務を自動運用したい

SAP R/3システムやOracle E-Business Suiteシステムの処理を,JP1/AJS2を使って自動運用できます。JP1/AJS2のカレンダー機能やジョブスケジュール機能を活用することで,ERPシステムの業務を細かくスケジューリングして運用できます。

ERPシステムの業務は,ERPシステム用のカスタムジョブとして,ジョブネットに定義します。カスタムジョブと他のジョブとを関連づけることで,何らかの事象を契機にERPの業務を実行したり,ERPの業務に障害があったときにリカバリージョブを自動的に実行させたりという処理ができます。

JP1/AJS2は,下記のERPシステムと連携できます。

SAP R/3システムまたはSAP BWシステムとJP1/AJS2を連携して使うためには,JP1/AJS2 for Enterprise Applicationsが必要です。なお,JP1/AJS2 for Enterprise Applicationsは,JP1 Version 6のJP1/Application Manager for R/3(R)を名称変更したものです。

Oracle E-Business SuiteシステムとJP1/AJS2を連携して使うためには,JP1/AJS2 for Oracle E-Business Suiteが必要です。JP1/AJS2 for Oracle E-Business Suiteは,JP1 Version 6のJP1/Application Manager for Oracle E-Business Suiteを名称変更したものです。

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