JP1/Integrated Management - Rule Operation システム構築・運用ガイド

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付録G.1 下位バージョンとの接続性

バージョンが異なるJP1/IM - ViewとJP1/IM - RLを接続した場合,使用できる機能が下位バージョン側の機能範囲に制限されます。したがって,最新の機能を使用したいときは,JP1/IM - ViewとJP1/IM - RLの両方が最新のバージョンでなければなりません。

例えば,JP1/IM - View 08-00とJP1/IM - RL 08-01を接続する場合は,08-01で追加した機能は使用できません。逆に,JP1/IM - View 08-01とJP1/IM - RL 08-00を接続する場合も,08-01で追加した機能は使用できません。

各バージョンの追加機能を次の表に示します。

表G-1 各バージョンの追加機能

バージョン 追加機能
08-50
  • 時刻分岐ルールエレメントによる分岐
  • ルールを適用または適用解除するときのグループ単位の指定
  • 次に示す画面でのテスト実行履歴の表示
    メイン画面の[ルール運用]ページ
    [ルール監視]画面
    [ルール実行履歴]画面
08-01
  • セントラルコンソール・ビューアーの[イベントコンソール]画面に表示されたルール実行結果数のしきい値超過イベントからの,ルールオペレーション・ビューアーのモニター起動
  • 次に示す画面でのルールインスタンスの削除および複数選択
    [ルール監視]画面
    [ルール実行履歴]画面
    [ルール結果詳細]画面

また,JP1/IM - RLのバージョンアップによってルールエレメントの種類が追加された場合,新しいルールエレメントを含むルールを下位バージョンのJP1/IM - Viewで表示および操作できる範囲は,次の表に示すように制限されます。

表G-2 ルールのバージョンの違いによる表示および操作の制限

種別 項目 表示・操作の可否
表示 メイン画面
[ルールエディタ]画面 ×
[ルールモニタ]画面 ×
[ルール監視]画面
[ルール実行履歴]画面
[ルール結果詳細]画面
操作 排他編集権の取得 ×
ルールのコピー
ルールの貼り付け ×
ルールの削除 ×
ルールのプロパティ編集 ×
ルールの登録 ×
ルールの適用,適用解除 ×
ルールの再実行 ×
ルールのキャンセル ×
ルールの実行履歴の削除 ×

(凡例)
○:表示または操作できます。
×:表示または操作できません。

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