JP1/Integrated Management - Rule Operation システム構築・運用ガイド
JP1/IM - RLのJP1ユーザーには,ユーザーごとにルールに対して操作権限が与えられています。操作権限には,次の5種類のレベル(JP1権限レベル)があります。
- JP1_Rule_Admin
JP1/IM - RLが提供するすべてのオブジェクトに対して,JP1資源グループに関係なく,すべての操作を実行できます。
- JP1_Rule_Manager
JP1/IM - RLが提供するすべてのオブジェクトに対して,JP1資源グループの範囲内で,すべての操作を実行できます。
- JP1_Rule_Editor
JP1/IM - RLが提供する定義対象ルールの新規作成・更新・参照・削除の操作を,JP1資源グループの範囲内で実行できます。
- JP1_Rule_Operator
JP1/IM - RLが提供する定義対象ルールの参照,運用対象ルールの適用・適用解除の操作,ルール実行時の判断待ちエレメントへの応答,およびルール実行結果の参照の操作を,JP1資源グループの範囲内で実行できます。
- JP1_Rule_User
JP1/IM - RLが提供する定義対象ルール,運用対象ルール,およびルール実行結果の参照の操作を,JP1資源グループの範囲内で実行できます。
ルールの操作に必要な操作権限を次の表に示します。
表E-1 操作権限一覧
分類 操作内容 JP1権限レベル JP1_Rule_Admin JP1_Rule_Manager JP1_Rule_Editor JP1_Rule_Operator JP1_Rule_User ルールの定義 ルール編集グループの作成 ○ ○ − − − ルールの作成 ○ ○ ○ − − ルールの更新 ○ ○ ○ − − ルールの削除 ○ ○ ○ − − ルールのコピー ○ ○ ○ − − ルールの貼り付け ○ ○ ○ − − ルールの参照 ○ ○ ○ ○ ○ ルールの登録・適用 ルール運用グループの作成 ○ ○ − − − ルールの登録 ○ − − − − ルールの削除 ○ − − − − ルールの適用 ○ ○ − ○ − ルールの適用の解除 ○ ○ − ○ − ルールの監視 ルール実行結果の参照 ○ ○ ○ ○ ○ 判断待ちルールエレメントでの対処選択 ○ ○ − ○ − ルール実行結果の削除 ○ ○ − ○ − ルールの強制終了 ○ ○ − ○ − ルールの再実行 ○ ○ − ○ −
- (凡例)
- ○:操作できる
- −:操作できない
- JP1権限レベルの優先度
- 「JP1_Rule_Admin」と「JP1_Rule_Manager」の権限レベルが設定されていた場合は,「JP1_Rule_Admin」の権限レベルが優先されます。
- なお,OSのAdministrators権限を持つユーザーは,JP1権限レベルに関係なく,すべての操作を実行できます。
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