JP1/Integrated Management - Rule Operation システム構築・運用ガイド

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付録C.2 ファイアウォールの通過方向

ファイアウォールの通過方向を次の表に示します。なお,JP1/IM - RLは,パケットフィルタリング型,NAT(スタティックモード)型のファイアウォールに対応しています。

表C-2 ファイアウォールの通過方向

サービス名 ポート番号 説明
jp1imevt 20098/tcp JP1イベント転送元のJP1/Base → JP1イベント転送先のJP1/Base
jp1imevtapi 20099/tcp JP1/IM - RLなどのJP1イベントを登録または取得するプログラム → JP1/Base
jp1imcmdc 20239/tcp JP1/IM - ManagerホストのJP1/Base → JP1/IM - RLホストのJP1/Base
jp1bsuser 20240/tcp JP1/IM - RL → JP1/Base
jp1bsplugin 20306/tcp JP1/Base(JP1/IM - RLホスト)→JP1/Base(ルールによるコマンド実行先ホスト)
jp1rmregistry 20380/tcp JP1/IM - View → JP1/IM - RL
jp1rmobject 20381/tcp JP1/IM - View → JP1/IM - RL

(凡例)
→:コネクション確立時,左項から右項への片方向で接続することを表す。

表C-2のポート番号を利用してコネクションを確立したい場合は,ファイアウォールの設定で「サービス名のポート」と「サービス名のポート番号に対して確立されたセション」への返信は「ANY」を必ず通すようにしてください。返信が「ANY」となるのは,OSによる自動採番のためです。

なお,ファイアウォールサーバマシン上にJP1/IM - RLをインストールする場合は,同一マシン内での通信もファイアウォールによる通信制限の対象となる場合がありますので,この場合,同一マシン内でも表C-2中のポート番号で通信できるように設定してください。

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