JP1/Base 運用ガイド
論理ホストを削除する方法について説明します。UNIXで論理ホストを削除する場合は,jbsunsetcnfコマンドを使用します。jbsunsetcnfコマンドは実行系と待機系でそれぞれ実行する必要があります。次のコマンドを実行してください。
jbsunsetcnf -i -h 論理ホスト名
jbsunsetcnfコマンドの詳細については,「13. コマンド」の「jbsunsetcnf」を参照してください。
これによって,JP1/BaseおよびJP1/Baseを前提とする製品(JP1/IM,JP1/AJS2,およびJP1/Power Monitor)の論理ホスト情報が削除されます。ただし,共有ディスク上の共有ファイル,共有ディレクトリは削除されません。手作業で削除してください。
- 注意事項
- 論理ホスト名と物理ホスト名(hostnameコマンドの実行結果)を同じ名称にしてJP1を運用していた場合,次の設定を行ってください。
- イベントサービス環境の設定を変更する。
イベントサーバインデックスファイルにデフォルトで設定されている「server * default」の行を有効にしてください。
- 環境設定ディレクトリの設定を変更する。
物理ホストの環境設定ディレクトリをインストール先フォルダにするために,次の手順で設定を変更してください。
1. 次の内容の定義ファイルを作成する。
ファイル名は任意です。
[JP1_DEFAULT\JP1BASE\]
"JP1BASE_CONFDIR"="/etc/opt/jp1base/conf"
2. 次のコマンドを実行し,作成した定義ファイルの内容を共通定義情報に反映する。
/opt/jp1base/bin/jbssetcnf 定義ファイル名
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