JP1/Base 運用ガイド
クラスタ運用の場合,JP1/BaseおよびJP1/Baseを前提とする製品(JP1/IM,JP1/AJS2,およびJP1/Power Monitor)の共通定義情報を各物理ホスト上で一致させる必要があります。実行系の物理ホストでJP1/BaseおよびJP1/Baseを前提とする製品の設定が完了したあと,または共通定義情報を変更したあとに,次に示す操作をして,各物理ホスト上の情報を一致させてください。
なお,この操作は,JP1/BaseおよびJP1/Baseを前提とする製品すべてに影響を与えるため注意してください。
- 実行系でjbsgetcnfコマンドを実行し,共通定義情報を退避する。
実行するコマンドを次に示します。
jbsgetcnf -h 論理ホスト名 > 退避ファイル名- 退避ファイルを待機系にコピーする。
- 退避ファイルを引数に指定して,待機系でjbssetcnfコマンドを実行する。
実行するコマンドを次に示します。
jbssetcnf 退避ファイル名ユーザーマッピング情報の一部を削除した場合は,上記の操作に加えて,下記の操作を行ってください。
- 実行系でjbsgetumapコマンドを実行し,ユーザーマッピング情報を退避する。
実行するコマンドを次に示します。
jbsgetumap -h 論理ホスト名 > 退避ファイル名- 退避ファイルを待機系にコピーする。
- 退避ファイルを引数に指定して,待機系でjbsmkumapコマンドを実行する。
実行するコマンドを次に示します。
jbsmkumap -h 論理ホスト名 -f 退避ファイル名
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