JP1/Integrated Management - Central Information Master システム構築・運用ガイド
運用を継続すると,ディスクの空き容量は徐々に減っていきます。ディスク容量は定期的に確認し,問題の発生を未然に防ぐ必要があります。
- <この節の構成>
- (1) ログファイル容量の管理
- (2) ダンプファイルの管理
ディスクの空き容量が減る要因の一つに,ログファイル容量の増加があります。
JP1/IM - CM,JP1/IM - Manager,およびJP1/Baseの場合,複数のログファイルを切り替えて使用するなどの方法で,ログファイルの容量が増加し続けてディスク容量を圧迫することがないよう考慮しています。このため,JP1/IM - CM,JP1/IM - ManagerおよびJP1/Baseのログファイルは,容量増加を防ぐための運用は特に必要ありません。
OSやほかの製品については,それぞれの仕様を確認してログファイル容量が増加しないよう注意してください。定期的にログファイルの容量について確認し,容量が増加し続ける場合は定期的にファイルを切り替えるなどの対策を検討してください。
JP1/IM - CM,JP1/IM - ManagerおよびJP1/Baseやユーザープログラムなどで問題が発生して異常終了した場合は,ワトソンログなどのダンプファイルが出力される場合があります。
これらのダンプファイルは容量が大きいことが多いため,トラブルが発生した場合は,必要なものを資料として採取してから,削除するようにしてください。
トラブル発生時の資料採取については「13. トラブルシューティング」を参照してください。
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