JP1/Integrated Management - Central Information Master　システム構築・運用ガイド

6.3.3　インストール・アンインストール時の注意事項

• 製品間の関連について
  JP1/IM - CMはJP1/Baseを前提製品としており，それぞれの製品は関係しています。製品をインストールやアンインストールすると，ほかの製品に影響する場合があるので，次の点を注意してください。
  
  • 前提製品がある場合は，前提の製品から順にインストールしてください。
    JP1/Base，JP1/IM - CC，JP1/IM - CMの順序にインストールしてください。
    
  • JP1/Baseを停止してから，JP1/IM - CMをインストールまたはアンインストールしてください。JP1/Baseの停止を忘れた場合は，必ずJP1/Baseを再起動してください。再起動しなかった場合は，システム構成情報を正しく管理できません。
• Windows環境への設定
  
  • インストール時に次の情報をWindowsに設定します
    システム環境変数に，JP1/IM - CMのbinフォルダのパスを設定します。
    servicesファイルに「付録C　ポート番号」のポート番号を設定します。
    
  • アンインストールの時に，インストール時に設定した次の情報は削除されません。不要な場合は削除してください。
    システム環境変数に設定されたJP1/IM - CMのbinフォルダは削除されません。
    servicesファイルに設定された「付録C　ポート番号」のポート番号は削除されません。
    
• インストールパスの変更について
  
  • インストールパスを変更する場合は，一度アンインストールしてから再インストールしてください。
  • JP1/Baseのインストールパスを変更（アンインストールし，別フォルダに再インストール）した場合，JP1/IM - CMをアンインストールし，再インストールが必要です。また，JP1/Baseと同じホストにインストールされているJP1/IM - Viewについても，アンインストールと再インストールする必要があります。まずアンインストールして，インストール先のconfフォルダおよびbinフォルダの下位のファイルを削除したあとに，再インストールしてください。なお，定義の移行が必要な場合は，「9.1　定義情報のバックアップとリカバリー」を参照してください。リカバリーによって定義を移行する場合は，定義ファイル中のパスを変更後のインストールパスに変更してください。
• 再インストールについて
  JP1/IM - CMのアンインストールでは，インストール後に作成された定義ファイルやログファイル，ユーザーが修正できるファイルは削除されません。これらのファイルが残っている状態で再インストールすると，プログラムの動作が不正になる場合があります。再インストールする場合は，JP1/IM - CMをインストールしていたフォルダをエクスプローラによって削除してから，再インストールしてください。
  

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